Project/Area Number |
23K11073
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 60060:Information network-related
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Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
串田 高幸 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 教授 (40593794)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 由花 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (70345429)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | Cloud / IoT / Systems Management / Sensor Cloud / CPS |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,論理センサクラウドをもとにクラウド・IoT統合基盤の技術を新たに確立することである.この論理センサクラウドには論理センサ/論理アクチュエータがあり,それらのライフサイクル管理のための「クラウドとIoT の統合システム管理」の機能を実現する.さらに自律移動ロボットの制御アプリケーションを使用して,論理センサクラウドに対する評価実験を行うことによって本研究の提案方式の優位性を実証する.
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は,当初の計画通りにアーキテクチャの設計,個別機能のデザイン,開発環境の準備と構築を進めてきた.提案のアーキテクチャは,Logical IoT Cloud,Sensor Nodes, Actuator Nodes, Physical Spaceで構成される.Cyber Spaceのクラウド基盤Logical IoT Cloudの構成要素であるLogical Sensors, Logical Actuators, Logical Iot Groups, Connection Management, Integrated Systems Managementの各コンポーネントを設計した.実世界のPhysical Spaceとのやりとりには,通信機能とセンサデバイスがあるSensor Nodes,通信機能とアクチュエータデバイスがあるActuator Nodesを定義した.個別機能のデザインとして,Logica IoT Cloudで構成されるLogical Sensor, Logical Acutator, Logical IoT Group, Connection Management, Integrated Systems Managementの機能を定義した. 2023年度は,情報処理学会研究会の論文として,基盤において3件,アプリケーションにおいて4件の発表を行った.また,アーキテクチャの設計と個別機能のデザインについては,国際会議IEEE CloudTech'23において論文をKeynote Speechとして行なった.アプリケーションの方式については,国際会議IEEE INDIN'23で1件とIEEE/SICE SII2024で1件の論文を発表した.「開発環境の準備と構築」は,既存ハードウェアに対して開発と実行環境のソフトウェアを構成した.さらに最新のハードウェアを使った開発と実行環境のソフトウェア構成を開始している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度の計画は,「アーキテクチャおよび設計」である.これらの個別項目として「アーキテクチャの設計」,「個別機能のデザイン」,「開発環境の準備と構築」を実施した.2023年度の研究成果として,情報処理学会研究会とシンポジウムでの論文発表が7件あり,国際会議では,IEEE/SICE SII2024に1件,IEEE INDIN2023に1件,IEEE CloudTech'23のKeynote Speechに1件,論文発表をしている.また「開発環境の準備と構築」においては,既存ハードウェアを使用して基盤の検証を行った.本研究では,最新のハードウェアを使用して開発と実行環境の構築を行なっている.その計画の一部は,2024年度に予定している.プロジェクト開始から現在に至るまでトラブルや問題点は,特にない.以上のことから進捗状況として「(2)おおむね順調に進展している。」にした.
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は,「開発環境の準備と構築」について,最新ハードウェアを使った機器と最新のソフトウェアによって,開発環境と実行環境を構築する予定である.また,2024年度は,Logical IoT Cloudを構成するSensor Nodes,Actuator Nodes,Communication Management, Logical Sensors, Logical Actuators, Integrated Systems Managementのソフトウェア開発とテストをする予定である.「自律移動ロボットのソフトウェア」では,アプリケーションソフトウェアから基盤ソフトウェアに対する機能要件と非機能要件を定義する.機能要件と非機能要件の条件を満たすための基盤ソフトウェアが提供されることを前提にしてアプリケーション開発とテストを行う.2024年度中には,Logical IoT Cloudと自律移動ロボットのためのソフトウェアの初期テストを開始する予定である.
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