Project/Area Number |
23K11091
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 60060:Information network-related
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
谷口 義明 近畿大学, 情報学部, 教授 (50532579)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | スマート養殖 / 水中通信 / 養殖場 / センサネットワーク / モニタリング / 可視光通信 / 音響通信 / センサ |
Outline of Research at the Start |
本研究課題では、養殖魚に装着した生体センサ、生簀や海中に設置した環境センサ、水中ロボット等で計測した環境情報等を収集し利活用するスマート養殖システムを実現するための基盤となる水中通信モジュールを試作、開発し基礎評価を行う。本研究で開発する技術は申請者のこれまでの初期検討を発展させるものであり、(1) LEDを用いた低消費電力な可視光通信と振動による発電を組み合わせた電力効率の良いセンサ端末モジュール、(2) 既存無線端末からWiFi、BLE等により送受信されるデータを水中で双方向に送受信可能な音響通信変換モジュールの2つの通信技術を開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では、研究代表者がこれまで検討してきた、養殖魚に装着した生体センサ、生簀や海中に設置した環境センサ、水中ロボット等で計測した環境情報等を収集し利活用するスマート養殖システムを実現するための基盤技術開発が目的である。主要な課題として、養殖魚に装着した生体センサからLEDを用いた可視光通信による情報収集を実現するための水中通信モジュールの開発、既存IoTセンサを水中で利用するためのモジュール開発がある。 今年度は、さまざまな養殖環境に対応するために、機械学習を組み合わせることにより可視光通信を行うための仕組みの初期検討を行った。また、既存IoTセンサを対象に無線パケットを収集、解析することに着目した検討を行った。さらに、音響を使った水中通信を行うための既存ソフトウェアの動作確認を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究協力者を予定していた大学院生が休学し、既存IoTセンサを水中で利用するためのモジュール開発についてはやや遅れがでているが、研究実績の欄に示したように、機械学習を組み合わせることにより可視光通信を行うための仕組みの初期検討、既存IoTセンサを対象に無線パケットを収集、解析することに着目した検討、音響を使った水中通信を行うための既存ソフトウェアの動作確認など、ある程度の検討、評価が進んでおり、全体としては順調に進んでいるといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、今年度までに検討した通信技術や試作したシステムを改良すると共に評価を拡充させる。 特に、研究代表者の多忙により遅れているが、得られた成果を、国内学会、国際学会、学術論文誌に積極的に発表することを予定している。
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Report
(1 results)
Research Products
(12 results)