Community Based Business Model:Comparison of Asian and European models
Project/Area Number |
23K11643
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80020:Tourism studies-related
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Research Institution | Kyushu Kyoritsu University |
Principal Investigator |
李 只香 九州共立大学, 経済学部, 教授 (80309731)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | コミュニティ・ビジネス / NPO / 地域活性化 / 日本 / 韓国 / イギリス / コミュニティビジネス / 英国 / タイ |
Outline of Research at the Start |
CBの価値の源泉はビジネス体の集積及び機関の共同行為に大きく傾倒するため、価値を突き上げる要素を複雑なものにしており、その有効なビジネスモデルの確立が待たれている。そこで、成功的な収益の仕組みを築き上げるなどで注目に値する前記の調査先①②③④について、第1に、CBの価値連鎖、第二に、CB構成員の関係性とガバナンスの2つ視点から比較検討を行う。それにより有効なCBビジネスモデルを確立したい。
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Outline of Annual Research Achievements |
当該年度実施を目標としていた次を行っている。①秋津野地区(和歌山県田辺市)の近年の組織改変などをアップデートした。そのために、秋津野地区の現地の状況に詳しい八島雄士氏(和歌山大学観光学部教授)らと遠隔会議を行なっている。②ワンズ地区(韓国全羅南道ワンズ郡)の現状をアップデートするほか、近年の組織改編後(新組織発足など)については現地の関係者らについて面談調査を行った。③BITC(英国ロンドン)及び調査地(検討中)に関連して、英国の現状に詳しいダイモン・ドラモンド氏(慶應大学非常勤講師)らの資料提供および遠隔会議による助言にもとづき、事前調査を始めている。 ①と関連しては、同地区のコミュニティ・ビジネス(以下CB)の現状を把握するとともに、社団法人ふるさと未来えの挑戦(同地区の中核支援団体)の関係者らの聞き取り調査を行うことで、後述の論文として掲載・公開にいたっている。 ②と関連しては、韓国のコミュニティ・ビジネス(以下CB)の実践者として国内外で知られる任キョンス氏、現在のワンズ地区のワンズ・ソーシャルグッズ・センター(CB支援の中核NPO)代表のリヒョジン氏の対して聞き取り調査を行うなどし、韓国のCBの諸状況及びワンズ地区の近年のCBの拡大について調査を行っている。調査の成果として、後述の論文を作成・公開にいたっている。 ③については、近年の論文及び同団体発行資料の検討を継続している。課題2年目(2024年度)においては、①及び②の成果に基づきながら、③の検討により、二次的な成果として論文などの作成を計画している。そのために、当該年度の9月から、遠隔会議は月2回程度を行なってきている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
科研などの助成による研究プロジェクトにおいて、長年にわたって研究分担や共同研究を行なってきた方達との研究交流、また調査先の関係者らとの交流を続けてきている。 それにより、まず、①秋津野地区(和歌山県田辺市)、②ワンズ地区(韓国全羅南道ワンズ郡)において、訪問前の事前調査と現地調査を予定通りに行うことができた。また、③BITC(英国ロンドン)及び調査地(検討中)についての事前調査においては、Eメールや遠隔会議により資料協力などの助力を得ている。このようなことにより、本課題はおおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
課題2年目(2024年度)においては、研究分担者として、八島雄士氏(和歌山大学観光学部教授)らに加わってもらい、課題初年度(2023年度)に引き続き、資料収集、資料検討と分析を続ける。また、論文化の構想を固めてから、現地調査を行う。課題初年度の成果(英文論文など)に基づきながらも、英国の事例との比較分析を論文化する。そのために、主として遠隔による研究会を続けるとともに、現地調査・見学を行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)