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イベント観光の時空間的広がり:演劇祭会期中回遊性と会期外再訪意向が生じる仕組み

Research Project

Project/Area Number 23K11651
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 80020:Tourism studies-related
Research InstitutionProfessional College of Arts and Tourism

Principal Investigator

直井 岳人  芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (10341075)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 河田 浩昭  国士舘大学, 21世紀アジア学部, 講師 (00963539)
河村 竜也  芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 助教 (20912322)
野津 直樹  芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 講師 (70927227)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Keywords演劇祭 / イベント観光 / 観光旅行動機 / 回遊行動 / 再訪意向
Outline of Research at the Start

本研究では、2023年度に、①豊岡演劇祭来場者の演劇祭を含む旅行動機の大枠を把握する為、マーケティング調査手法であるカスタマージャーニーマッピングを用いた来場者インタビューを実施し、①を抽出する。2024年度には、②会期中の回遊意向の範囲と①の関係を、来場者の位置情報および動機に関する来場者アンケート調査への回答をデータとして分析する。そして2025年には、定量的来場者アンケートへの回答をデータとし、①②および③会期外の開催地再訪意向の関係を仮定した構造モデルを検証する。

Outline of Annual Research Achievements

2023年度は、豊岡演劇祭来場者の演劇祭を含む旅行動機の大枠を把握する為、カスタマージャーニーマッピング(以下CJM)を用いた、10-20名の来場者を対象としたインタビューを実施する予定であった。研究代表者の本務校内の同演劇祭参加者を対象とした予備調査1名を実施した後に、豊岡演劇祭HPを通して協力者の募集を行ったが、インタビューが実施できたのは1名であった。以上2名分のインタビューの結果から、来場者の会期中の回遊意向、および会期外の開催地訪問を促進する可能性のある、来場者の先有傾向、旅行自体の特性、演劇祭及び開催地に係わる環境要因、来場者の来場中の経験といった要因に関する手がかりを得ることができた。また、想定通りの1時間前後のインタビュー実施時間内に、予定していた質問への回答を得ることができ、CJMの目的に照らした有効性と実行可能性についても見通しが立った。ただ、本調査のサンプルが1名であり、要因間の関係を仮定するモデルを提示するまでにはいたらなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

「研究実績の概要」に示したとおり、2023年度の調査デザイン(CJM実施)と実施開始までは至ったものの、目標とする人数の回答者の協力を得られなかった。演劇祭からの帰宅後にオンラインでCJMを行う予定であったが、不慣れにより、研究代表者の本務校の倫理委員会への申請手続き、演劇祭HPを通した募集開始が予定より遅くなったこと、オンラインでの諸手続(同意書の取り交わしなど)が煩雑だったことが原因として考えられる。回答者の協力が得られた後の調査デザインの有効性と実行可能性については概ね見通しが立ったが、サンプリングの実行可能性に課題が残った。

Strategy for Future Research Activity

「研究実績の概要」「現在までの進捗状況」で述べたとおり、2023年度に実施予定だった調査が終了していないため、2024年度に引き続き同調査を継続する。オンラインでのインタビュー協力者募集を前提とした現在の調査デザインではサンプリングに関して課題があるため、現地でのインタビューへの協力依頼と実施、あるいは、サンプリングに関する恣意性は増すが、来場前に連絡をして協力を確約してもらえる回答者群を対象とした調査デザインへの変更を検討している。2024年度に実施予定だった来場者の回遊範囲に関する調査については、デバイスの利用可能性の問題もあり予定通りには実施的でいない可能性がある。代わって、データの精緻度は低くなるが、現在同演劇祭実行委員会が実施している公式アンケートの、会期中の訪問地に関する回答をデータとする可能性がある。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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