• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

Development of a New Method of Evaluation for Appropriate Candidates of Cardiac Resynchronization Therapy Using Left Ventricular Flow Analysis

Research Project

Project/Area Number 23K11824
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 90110:Biomedical engineering-related
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

青木 秀平  千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (80964668)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高岡 浩之  千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (50533303)
鈴木 紀子 (江口紀子)  千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (10896062)
近藤 祐介  千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (90771858)
小林 欣夫  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (70372357)
松本 浩史  千葉大学, 医学部附属病院, 主任診療放射線技師 (60745230)
佐々木 晴香  千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (80869157)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Keywords4D flow MRI / 心臓MRI / 血流解析 / 心臓再同期療法 (CRT) / 血流動態解析 / 心臓際同期療法 / MRI / 心臓超音波 / 心不全
Outline of Research at the Start

低心機能心不全に対する心臓再同期療法 (Cardiac resynchronization therapy;CRT)は基礎心疾患の治療や十分な薬物加療に反応しない場合に考慮される.本治療は心電図のQRSが120ms以上の場合に適応となるが,この従来型の適応基準では3割程の症例が治療に反応しないnon-responderとなることが知られ,本治療は高額であることからもより精度の高い適応基準の確立が急務である.今回新たに可能となったMRIや超音波検査を用いた左室内血流解析により左室内のエネルギー損失や収縮のずれなどを評価することで,より精度の高いCRT responderの予測を試みる.

Outline of Annual Research Achievements

心臓再同期療法 (Cardiac resynchronization therapy; CRT)は、低心機能心不全症例において原疾患に対する治療と最大限の薬物加療を行っても効果不十分な場合に適応とされる。具体的には心筋伝導障害によって収縮時の同期性が低下した左室を両側からペーシングすることで同期性を改善させ、心機能や生命予後改善を目指す新しい治療法である。しかし,従来の心電図検査をもとにした基準では約3割の症例はCRT non-responderとされ,十分な治療効果が得られないことが知られており、治療前にresponderを適切に判断できるようになることが臨床上急務である.
本研究では、MRIや超音波で新たに可能となった血流解析を従来計測に追加し,そこから得られる左室エネルギー損失の大きさや各区域でのタイミングのずれ等を評価することで高度低心機能患者における左室収縮様式を明らかにし,CRT responderを予測可能か検証することを目的としている.
本年度は従来基準でCRTの適応となり,心臓MRI検査による低心機能原因精査を必要とする患者を抽出し,通常の撮影プロトコルに加えて,phase contrast法による血流画像撮影を行なった.しかしながら,対象となり血流画像解析を行った患者は少数であり,現在までに十分な解析が行えていない.そのため,引き続き対象患者の選定と検査をすすめる必要がある.また,当初使用を予定していた血流解析ソフトウェアで血流解析を試みたところ,左室内腔を指定してエネルギー損失や収縮タイミングを評価することが困難なことが判明したため,画像解析のソフトウェアの変更が必要となった.このため、現在は画像解析ソフトウェアをiTFlow (Cardio Flow Design)に変更し,解析を再開している.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

CRT植え込み前患者において,心臓MRIによる心筋評価を行う際に血流画像撮影の追加,および心エコー検査による術前心機能評価を行った.しかしながら,血流解析を行った患者は少数に止まっており,統計的解析を行うに至っていない.対象症例が少数に止まっている理由として,CRT植え込みを要する患者数自体が多くないことに加え,原疾患がすでに判明しているケースやMRIが禁忌で撮影できないケースなど心臓MRI自体を行わない症例が一定数いることが原因と考えられた.また,研究中に解析ソフトウェアの変更が必要だったことにより撮影後の解析も遅れていたが,他ソフトウェアを使用可能な環境となったため,今後は解析を進めていくことが可能である.

Strategy for Future Research Activity

CRT responder検討のために解析対象となる症例に対する検査・解析をすすめていくとともに,CRT植え込みが決定していない低心機能患者においても血流解析を追加し,心機能低下例における左室非同期による収縮効率低下について症例数を増やして検討を試みる.単一施設での検討では症例数が集まりにくいことから、今後は当院関連施設を含めた多施設での検討とし、症例数増加を目指す。
また,心臓MRI撮影自体がハードルとなっているケースがあるため,心エコーやCTといった他modalityでの血流解析の追加も検討する.血流解析は新しい評価方法であり,解析方法や基準が定まっていない.そのため,学会・研究会を通してエキスパートとの意見交換を行い,評価の妥当性についても確認しながらすすめていく.

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2024 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] Extracellular Volume Analysis on Cardiac Computed Tomography Predicts Prognosis after Cardiac Resynchronization Therapy2024

    • Author(s)
      Suzuki Katsuya, Takaoka Hiroyuki, Yoshida Kazuya, Aoki Shuhei, Yashima Satomi, Sasaki Haruka, Suzuki Noriko, Kinoshita Makiko, Kondo Yusuke, Kobayashi Yoshio.
    • Organizer
      第88回日本循環器学会学術集会
    • Related Report
      2023 Research-status Report
  • [Presentation] シンポジウム2 心臓MRIを利用したINOCA診断2023

    • Author(s)
      青木秀平、髙岡浩之、野口靖允、與子田一輝、鈴木克也、八島聡美、西川侑成、木下真己子、江口紀子、佐々木晴香、金枝朋宣、小林欣夫.
    • Organizer
      第60回日本臨床生理学会総会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi