| Project/Area Number |
23K11991
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 90150:Medical assistive technology-related
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| Research Institution | National Research Institute of Police Science |
Principal Investigator |
大賀 涼 科学警察研究所, 交通科学部, 室長 (50392262)
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| Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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| Keywords | 車いす / 交通事故 / 傷害 / 外傷 / 衝突実験 / シミュレーション |
| Outline of Research at the Start |
本研究では自動車が手動式車いすに衝突する交通事故における、手動式車いす乗員の衝突挙動や受傷過程を解明し、交通事故の調査技術の向上を目指す。調査技術の向上に伴う個々の交通事故の詳細な把握は、交通事故対策の今後の研究・開発へ貢献するものである。その範囲は交通政策や安全教育のほかにも、自動車の歩行者衝突被害軽減対策に車いす利用者を具体的に加味するための基礎資料となるなど多岐にわたる。 研究手法は実機による交通事故再現実験とComputer Aided Engineering (CAE)解析を主軸とする。これらに加えて、交通事故統計によるマクロ統計分析と、事故事例を収集したミクロ調査による補完を行う。
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| Outline of Annual Research Achievements |
交通事故統計により、電動車いす及び一般歩行者の交通事故と比較することで、手動車いすの交通事故の発生状況の特徴を求めた。それによると一般歩行者が夕方の事故が多いのに対して手動車いすと電動車いすは朝に事故が多かった。一般歩行者や電動車いすと異なり、一般交通の場所で相手車両が後退時の事故が多いことが手動車いすの事故の特徴であった。相手車両の法令違反は安全不確認(後方)が多かった。これらの内容から、車両駐車場においてを後退させるときに、手動車いすに衝突する交通事故が、手動車いすの特徴的な事故状況であると考えられる。ただし、発生件数が多い道路線形は直線・平坦であった。 次に、交通事故統計により手動車いすの交通事故外傷について検討した。ここで死亡重傷率が高くなる相手車両の危険認知速度が30km/h超の交通事故と、死亡重傷率が低くなる30km/h以下の交通事故で分割して分析を行った。30km/h超では受傷原因として車両との衝突や路面落下が認められた。しかしながら、発生件数が少ないため、それ以上の詳細な検討はできなかった。30km/h以下では、頸部傷害が多く、また捻挫が多かった。交通事故再現実験の結果を考慮して考察すると、座位の手動車いす乗員は胸部から腰部にかけて車両のフロントグリルと衝突する。そのためボンネットに乗り上げることなく、水平に体が押し出される。この際に頭部が慣性で遅れて動くため、頸部を捻挫することが考えられる。このように30km/h以下の交通事故では、交通事故統計の分析結果と交通事故再現実験の結果に一致が認められた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
交通事故統計より認められた手動車いすの交通事故外傷の特徴と、交通事故再現実験の結果に一致をみることができたことから、手動車いすの交通事故の特性を的確に把握できているものと考えられる。
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| Strategy for Future Research Activity |
件数が少ないため交通事故統計分析で深堀が困難で、かつ実験で再現することが困難な相手車両30km/h以上の衝突条件についてシミュレーション解析により検証する。 相手車両30km/h未満の衝突条件について、交通事故統計を用いて検証を進める。
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