Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
リアルとデジタルの組み合わせによる教育が日本で広がる中、個別最適で主体的な学びを実現することを期待して、ブレンディッドラーニング(以下、BL)が日本語教育にも取り入れられるようになった。しかし、これまでのBL研究では、学習者がe-learning教材を用いる個別学習の段階において、どのように学習を進めていくのかという視点が欠けていたと言える。そこで、本研究は学習者自身が能動的に進める学習である自己調整学習の観点から、BL環境で日本語を学習している外国人留学生を対象にして、e-learning教材の利用とどのような学習者要因が関連するのかを明らかにする。