Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究では,ドイツ連邦財政制度を対象とし,混合財政の例外である「連邦財政援助」および「共同任務」について,学説が協働的連邦制というコンセプトによって如何に理論的に基礎づけたか,学説・判例がこれらの制度についてどのような限界を導出したかを解明する。その上で,ドイツ連邦制に関するこれらの連邦制論が,日本の地方自治論へも接合可能であること示す。