Project/Area Number |
23K12601
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 08010:Sociology-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
久保原 大 東京都立大学, 人文科学研究科, 博士研究員 (80881078)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 血縁意識 / 継/養親 / ステップファミリー |
Outline of Research at the Start |
本研究では,継/養親がステップファミリーを形成する前に「親子に血縁がある/ない」ということにどのような意識をもっていたか,ステップファミリー形成後にそれは変化したのか,変化したのであればそれはどのような要因によってか,などをインターネットを利用したアンケート調査によって明らかにする.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ステップファミリーの非血縁親子関係において「血縁がないこと」がもたらす問題への対応策を検討することである。そのために、まず実際にステップファミリーを形成した継/養親(400名)に対して、継/養子と「血縁がない」ことにどのような意識を持っているかを明らかにするためにアンケート調査を行った。当初の予定よりは調査の実施が遅くなったが、年度内に調査を実施し調査結果を得ることができた。アンケート調査では、自由記述ではあるが各選択肢の選択理由も求めており、どのような要因によって「血縁がない」ことに対する意識が構築されているかを分析することができると期待される。具体的には、ステップファミリーの形成がイメージされる以前からその形成過程においての「親子に血縁がある/ない」ということに対する意識の変化の有無やステップファミリー形成過程における子どもとの関係形成のためのアプローチの有無なども調査している。また、継/養子の同居していない実親との面会交流の有無やその理由についても調査しており、現在議論されているいる共同親権についても継/養親の視点から分析できると期待している。これまで継/養親の、継/養子の同居していない実親に対する意識についてはあまり研究されていないため、面会交流の実施に何らかの影響を及ぼしているかも分析できると考える。 現時点で明らかとなった興味深い結果のひとつとして、「研究活動スタート支援」で行った、ステップファミリーを経験していない人に対する「親子であることにとって血縁があることの重要性」についての回答結果よりも、ステップファミリーを経験している人のほうが「重要である」と回答する割合が高かったことである。当初はステップファミリーを経験している人のほうが、より多く「重要ではない」と回答するだろうと予測していたため、回答理由の記述から、新たな知見が獲得できると期待している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の予定よりも調査の準備に時間がかかり実施が遅れてしまった。しかしながら,年度内に調査を実施し調査結果を得ることができ、大きな遅れとはなっていない。
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Strategy for Future Research Activity |
量的調査結果を統計ソフトを利用して分析し得られた知見を関連学会において報告する。また、機関誌への投稿論文も執筆する予定である。自由記述の分析も並行して進め、そこから得られた知見については次年度に関連学会において報告する。
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