Project/Area Number |
23K12687
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 08030:Family and consumer sciences, and culture and living-related
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
田尻 絵里 熊本県立大学, 環境共生学部, 助教 (10961948)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 植物性代替肉 / 血糖変動 / 血中脂質 / 大豆ミート / 耐糖能 / 夜遅い食事 |
Outline of Research at the Start |
動物性肉摂取量の増加は、糖尿病発症リスクを高める。近年持続可能な食糧生産の観点から、植物性代替肉の開発が拡大しているが、動物性肉を植物性代替肉に置き換えることによる健康への影響は未解明である。また、夜遅い食事は高血糖を引き起こす。夜遅い食事の内容として、エネルギーが低く消化の良い食事が推奨されるが、夜遅い食事における栄養組成の影響を比較した介入研究はない。そこで、本研究は、健常成人における植物性代替肉の利用が血糖変動に及ぼす影響(研究1)および夜遅い食事における植物性代替肉への置き換えが夜間および翌日の血糖変動に及ぼす影響(研究2)を解明することを目的にランダム化クロスオーバー試験を実施する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、2024年度から【研究1、健常成人における植物性代替肉の利用が血糖変動に及ぼす影響】の介入研究を実施するにあたり、実験方法の検討を行った。具体的には、試験食の栄養組成の検討や標準食の設定、測定項目の検討、また、実施に向けて関係協力者との実験方法の議論を行った。測定項目に関しては、測定したい項目から対象者への負担等を考慮し、測定可能な項目を絞る必要があるため、先行研究等を参考にして必要な評価指標を検討した。本研究はヒトを対象とした実験であることから、やり直しが効かず、交絡要因をできるだけ少なくすることができるよう、事前の条件設定が重要である。そのため、文献等を参考にして詳細に検討を行った。また、介入の実施にあたり必要な物品の準備のほか、試験食の試作やスムーズな提供方法についても検討を行った。さらに、対象者のリクルートにあたり、所属機関における倫理審査に申請するなど事前準備を主に進めた。 現在2024年度の目標である30名程度の対象者が集まっており、必要な物品等も揃っているため、実験が遂行できる状況である。2024年度に研究1を実施した後、【研究2、夜遅い食事における植物性代替肉への置き換えが夜間および翌日の血糖 変動に及ぼす影響】へ発展させるため、研究1の実験条件が非常に重要になってくる。 今後の研究計画としては、2024年度は研究1を遂行し、2025年度以降に実施予定の研究2の方法論等についても検討・対象者のリクルート等の準備を行う予定としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2024年度から介入研究を実施するにあたり、必要な準備を進めることができた。そのため、現在は予定通り実験を実施可能な状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在2024年度の目標である30名程度の対象者が集まっており、必要な物品等も揃っているため、実験が遂行できる状況である。2024年度に【研究1、健常成人における植物性代替肉の利用が血糖変動に及ぼす影響】を実施した後、データ解析を行い、学会発表や論文執筆を進める予定である。2025年度以降は、【研究2、夜遅い食事における植物性代替肉への置き換えが夜間および翌日の血糖 変動に及ぼす影響】の介入を実施する。 2024年度は研究1を遂行し、2025年度以降に実施予定の研究2の方法論等についても検討・対象者のリクルート等の準備を行う予定としている。
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