Project/Area Number |
23K12704
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 08030:Family and consumer sciences, and culture and living-related
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Research Institution | National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition |
Principal Investigator |
松本 麻衣 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 栄養疫学・食育研究部, 室長 (10723661)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2026: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | ソーシャルメディア / レシピ / 食事 / 食行動 / SNS / 料理レシピ / 食環境 / 健康リテラシー |
Outline of Research at the Start |
デジタル技術の進展により、食生活向上のための情報源としてソーシャルメディア系サービス/アプリ(SM/SNS)の活用が期待されている。その中でも、料理レシピは栄養や食に関するSM/SNSの9割以上を占めており、食生活向上の鍵となる可能性が高い。そこで、本研究では、SM/SNS で提供されている料理レシピの栄養的な質を評価する、とともに、SM/SNSの利用頻度が高い10代から40代までの男女5,000名を対象に、アプリの利用状況と健康リテラシーとの関連を解明する。本研究遂行により、SM/SNSを効果的に活用した自然に健康になれる食環境構築に向けた一助となることが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
初年度となる令和5年度は、①調査に用いる調査票の準備、②倫理審査、③日本人に最も利用されている(人気の)料理レシピを提供しているアプリを抽出する方法の検討を実施した。 ①調査票の準備:生活スタイルの質問票を確定すべく、ソーシャルメディア上のアプリに着目した先行研究を検索し、得られた文献から、ソーシャルメディア系サービス/アプリの利用状況及び食行動・態度の評価方法を確認した。また、ソーシャルメディアに関する先行研究から、関連する可能性のある要因を把握し、それらを含めた調査票を完成させた。 ②倫理審査:調査票の確定に伴い、調査計画を立案した上で、倫理申請を研究倫理審査委員会に提出し、承認を得た。 ③料理レシピを提供しているアプリを抽出する方法:ソーシャルメディア系サービスで料理レシピを提供するアプリを抽出するために、パソコン、iPad、iPhone、androidタブレット、androidスマホを用いて、各端末における日本人に最も利用されている(人気の)料理レシピを提供するアプリの確認方法を検証した。その結果、21種類の検索方法(用語検索・カテゴリー内人気検索等)を用いることで、網羅的に日本人向けに発信されている料理レシピを提供しており、日本人に最も利用されている人気のアプリを特定できることを明らかにした。次年度はこの21の方法で、アプリの人気ランキングを評価するとともに、実際に評価する20のアプリ(日本人に最も利用されている)を同定する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
次年度の調査実施に向けて、倫理審査・調査準備ともに順調に進んでいる。 また、SNSにおける料理レシピを提供するアプリの特定も進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度7月下旬~11月での調査実施を目標に、調査地域の担当者(研究協力者)とミーティング等を通して、研究体制を整えていくことを予定している。 日本人に最も利用されているアプリの選定方法が明らかにできたため、上位20のアプリを抽出すると共に、レシピの抽出方法を検討する。
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