Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究では,「インバータ2台のみ(従来は3台以上必要)で浮上・回転可能な4軸制御形ベアリングレスモータの最小駆動システムの開発」を目的とする。提案方式では,2組の三相支持巻線の中性点間に単相モータ巻線を配置し,この中性点間に流れる零相電流によりモータ駆動を行う。単相モータ巻線を中性点間に配置する結線法,その中性点間の零相電流を利用して単相モータを駆動する点で,学術的独自性・新規は高く,過去に例がない。本研究が実現できれば,4軸制御による高支持剛性と低コスト化を両立できる革新的なベアリングレスモータを創出可能である。