Project/Area Number |
23K13450
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 23020:Architectural environment and building equipment-related
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
鵜飼 真貴子 名古屋大学, 環境学研究科, 助教 (90813189)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | デシカント空調機 / 太陽熱利用 / デシカント / 太陽熱 / 活用ポテンシャル |
Outline of Research at the Start |
デシカント空調機は、除湿剤を活用して空気の除湿を行う空調機のことで、水分を吸着した除湿剤を再生するのに温水が必要となる。太陽熱のみを温水熱源として持つシステムの構築には、デシカント空調機内部空気状態を変化させるような制御が有用であり、先行研究で提案された「柔軟制御」は一定の省エネ効果を示すことが分かった。そこで本研究は、「柔軟制御」を採用したデシカント空調機を対象に、標準年だけでなく、多雨・小日照年、少雨・多日照年の気象データを拡充し、太陽熱活用に対して正の要素(外気温度の上昇)、負の要素(降雨量の増加や短時間の豪雨など)の関係を精査し、太陽熱活用のポテンシャルを正しく評価する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、育児休業の取得により研究を中断していた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
出産により2023年度は研究中断を行っていたため
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Strategy for Future Research Activity |
研究は、2024年4月より再開するが、具体的には以下の研究実施計画を基に遂行するようにする。 1.当初は2023年度に実施する予定であった、本研究で核となる「太陽熱活用を正しく評価する」ための外気条件の整理は、2024年4月から2025年3月までに実施する予定である。1年と長く整理期間を設けているのは、本外気条件がシミュレーションの境界条件となるためである。 2.デシカント空調機が処理すべき顕熱・潜熱量の整理については、以前の研究成果を用いる。 3.当初は2024年度に実施予定であったデシカント空調機を含むシステム全体のエネルギー計算においては、2025年4月より実 施する。システム全体の構成については、デシカント空調機・太陽熱集熱システム及び茎熱源HPを採用予定であり、夏期におけるエネルギー計算を実施する。 4.3でのエネルギー計算結果の評価は、2025年9月以降に実施し、10月以降順次論文執筆などを実施する予定である。
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