Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
液滴は沸点より十分に高温の面に滴下されると,自身の蒸気膜に浮遊するライデンフロスト状態となる。本研究では,この液滴を高温かつ良混合場の化学反応器と捉え,様々な種類の複雑流体液滴を用いた際の液滴運動や反応器としての性能を検討する。さらに,高温ラチェット面上での自走運動を利用した連続操作化にも挑戦し,液滴反応器を用いたプロセス強化論への展開を目指す。