• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

エピゲノムに着目したDOHaD説のメカニズム解明:胎生期へのアプローチ

Research Project

Project/Area Number 23K13917
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 38050:Food sciences-related
Research InstitutionFujita Health University

Principal Investigator

安藤 嘉崇  藤田医科大学, 医療科学部, 助教 (10825136)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
KeywordsDOHaD説 / フルクトース / エピジェネティクス / DOHaD / 栄養
Outline of Research at the Start

「妊娠期間中の不適切な生活習慣が出生後の疾患発症の原因となる」というDOHaD説が提唱された。さらに、エピゲノム異常が胎生期に形成されることがDOHaD現象の引き金であると解明された。一方で、胎生期間中にどのようにエピゲノム異常が形成されるかについては不明である。そこで本研究は胎生期間に着目し、胎仔に生じるエピゲノム異常について詳細に解明する。具体的には胎生期を3区分に分け、各時点での胎仔のエピゲノム異常について解析を行う。本研究はこれまでDOHaD研究の主流であった出生後の解析だけではなく、胎仔にも着目してDOHaD説を解明するものである。

Outline of Annual Research Achievements

「妊娠期間中の不適切な生活習慣が出生後の疾患発症の原因となる」というDevelopmental Origin of Health & Disease(DOHaD説が提唱され、妊娠期間中の様々な環境因子の曝露が次世代の疾患発症リスクと関連することが動物実験及び疫学研究で明らかにされ始めている。しかし、DOHaD現象が起こる分子メカニズムは不明な点が多く、その解明が求められている。
これまでの多くのDOHaD研究において、エピゲノム異常が惹起されることは明らかである。しかし、このエピゲノム異常がいつから生じているかについては未だ不明である。
胎生期は細胞の増殖や分化の過程が時期により異なることから生物学的機能も異なる。この点を考慮すると、母体を介した環境因子の曝露が胎児に及ぼす影響も妊娠時期により異なることが予想される。つまり、胎児が受ける曝露期間の影響を解明することでDOHaD現象の理解につながることが期待できる。本研究はエピジェネティックな視点から胎生期を詳細に解析することでDOHaD現象の分子メカニズムの解明を目的とする。

我々は誰しもが日常的に摂取する天然甘味料であるフルクトース(果糖やコーンシロップ)に着目して研究を進めている。本年度は妊娠授乳期間に母体を介したフルクトースの過剰摂取モデルを作製し、脂質異常症やインスリン抵抗性発症などの表現型を確認した。現在、このモデルをさらに詳細に解析するためにフルクトースの曝露期間を変えた新たなモデル作成を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の計画通り、おおむね順調に進展している。

Strategy for Future Research Activity

研究計画通りに進めていく。作成したモデルを使用し、表現型、遺伝子発現、エピゲノム解析を行い、どの期間において変化が生じるのかを明らかにする。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi