Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究では、「アルギニンの摂取不足の情報を肝臓(もしくはその他の組織)が感知・伝達し、肝臓の脂質蓄積を誘導するメカニズムを『オルニチンシグナル』の寄与という観点から明らかにする」ことを目的としている。そのためにラットモデルとショウジョウバエモデルを併用し、それぞれの長所を生かしながら食餌中のアミノ酸量に対する動物組織の応答とその分子メカニズム、それに応じた動物組織間の情報伝達の仕組み、そしてその結果として誘導される代謝制御の仕組みを解明する。