Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
p57遺伝子の発現を指標として幹細胞を可視化できるマウス(p57系統追跡マウス)と、組織透明化や光シート顕微鏡といった技術を駆使して、全身諸臓器において未同定の幹細胞を探索する。同様の解析をさまざまながんにおいても行う。さらに、同定した組織幹細胞の生物学的な性質やその分子機構を1細胞レベルでの次世代シークエンス解析を用いて詳細に調べることで、幹細胞を維持するメカニズムを解明するとともに、将来的にはがん治療や再生医療へと役立つ知見を提示することを目指す。