Project/Area Number |
23K14843
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
新川 慶明 宮崎大学, 医学部, 助教 (40625836)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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Keywords | 焼損死体 / CT値 / CT / 法医学 / 死因究明 |
Outline of Research at the Start |
ヒトの焼損死体CTにおいてCT値を計測した研究はなされておらず、焼損による諸臓器のCT値の変化が分からないまま読影しているのが現状である。本研究では、焼損死体群の諸臓器のCT値が非焼損死体群とどのように異なるのかを明らかにする。また、焼損死体CTを解剖写真と対比して、臓器内においても焼損の程度を炭化、熱凝固、焼損なしの3段階に区分けし、焼損の程度によりCT値が異なるのかを明らかにする。本研究によって焼損死体CTにおける焼損の有無や程度の評価、併存する別の損傷や疾患の検出に役立つと考える。また、焼損死体に適した撮影条件の開発に寄与することが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
焼損した諸臓器のCT値は非焼損とどのように異なるのか。焼損によるCT値の変化の傾向をつかむため、臓器内での焼損の程度の大小にかかわらず、測定の関心領域はなるべく大きく設定した。内因性疾患や焼損以外の損傷、腐敗ガスが見られる場合はそれらが関心領域に含まれないようにした。また、骨格筋や膵臓において萎縮・脂肪置換がある場合は、その影響の小さい部位で可能な限り大きな関心領域を設定して測定した。 焼損死体、水中死体、高度腐敗、その他新鮮死体の4群で肝臓両葉、脾臓、腎臓についてCT値を計測した。いずれの臓器も焼損死体と高度腐敗、その他新鮮死体の比較では焼損死体のCT値が有意に高かった。腎臓については焼損死体と水中死体の比較で焼損死体のCT値が有意に高かった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
CT値の測定については特に問題なく推敲できる。解剖写真との比較や組織標本との比較は比較的時間を要する。
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Strategy for Future Research Activity |
解剖写真とCTを比較して、熱凝固している部位としていない部位でCT値に差は出るのか、. 腹部が強く焼けた場合と背部が強く焼けた場合でCT値に差は出るのか、脂肪肝によるCT値への影響について検討する必要がある。
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