Project/Area Number |
23K14868
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
神谷 貴史 大阪大学, 医学部附属病院, 診療放射線技師 (80550764)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
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Keywords | At-211 / Po-211 / SPECT / image quality |
Outline of Research at the Start |
近年,α線核医学治療法の研究開発が国内外で盛んに行われている.アスタチン[At-211]はα線だけでなく娘核種のポロニウム[Po-211]から特性X線が放出されるため,腫瘍や正常組織の集積量を画像から評価し吸収線量の評価や治療効果予測を行うセラノスティクスが可能である. 本研究では精度の高い定量的なセラノスティクスを目的としたアスタチン[At-211]核医学治療において,新規CZT半導体検出器搭載SPECT/CT装置を中心に最適な収集、画像再構成方法の確立ならびに標準化を行い,アスタチン[At-211]核医学治療における定量評価法を確立することを目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度における本研究の実績の最も大きな点はAt-211の測定環境を整えることができたことである。具体的には多検出器型CZT半導体検出器SPECT/CT装置ならびに二検出器型CZT半導体検出器SPECT/CT装置、NaIシンチレーション検出器SPECT/CT装置の当初から予定していたすべての装置において、At-211の娘核種であるPo-211から放出される特性X線のエネルギーウィンドウを設定し、At-211線源の画像化を行うことができた。また、At-211の点線源を用いてゲルマニウム半導体検出器で算出された定量値とドーズキャリブレータの指示値からクロスキャリブレーションを行うことにより各装置間の定量性を担保した。 一方、PET装置の画質評価用のファントムをSPECT画像に流用して評価することを計画段階では想定していたが、SPECT収集の幾何学的分解能を鑑みると若干、模擬腫瘍径が小さいことが懸念された。このため、従来のファントムには配置されていない60mm球径のファントムを準備することができたため、部分容積効果を影響を適切に評価できる環境を整えることができた。 At-211水溶液を封入することができる複数の模擬腫瘍が配置されたファントムを用いて、各SPECT/CT装置における全身を1時間以内で検査が終了できる収集条件、画像再構成条件における模擬腫瘍径とSPECT画像における検出能の関係を評価した内容に関して学会発表を来年度に行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度、各SPECT/CT装置の収集条件を設定できたことは当初の計画通りの進捗である。法研究で画質評価に想定していたファントムはPET画像の評価用に設計されたものである。本年度における情報収集によりSPECT画像を評価するためには若干模擬腫瘍径が小さいことがわかったため、60mmの模擬腫瘍径のファントム部材を調達することができた。しかしながら、ファントム部材の調達によりファントム実験の開始が若干遅れている、
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Strategy for Future Research Activity |
SPECT画像の幾何学的分解能をふまえたファントムを準備することができたので、来年度は模擬腫瘍径と検出能の関係を調査し、各装置において比較検討を行う。また、上記の関係性は体内(ファントム内)放射能濃度と相関があると考えられるため、設定すべきファントム内放射能濃度の検討を行う。並行してファントム内放射能濃度の定量的評価を行うためのデータ取得を進める。以上に関する実験データを来年度学会発表する予定である。
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