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筋ジストロフィーにおけるレスベラトロールの有効性の検証

Research Project

Project/Area Number 23K14955
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 52050:Embryonic medicine and pediatrics-related
Research InstitutionSapporo Medical University

Principal Investigator

川村 健太郎  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (00718025)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Keywords筋ジストロフィー / レスベラトロール
Outline of Research at the Start

本研究は、筋ジストロフィー患者に対して、レスベラトロールを投与し、運動機能や筋力の維持・回復効果の検討を行うプラセボ対照二重盲検比較試験である。
レスベラトロールは、タンパク質脱アセチル化酵素SIRT1の活性化を介して、筋細胞の保護作用を示し、筋ジストロフィーモデル動物の骨格筋と心筋に治療効果を持つことが明らかにされている。ヒトの筋ジストロフィー患者でも、単群試験において、運動機能や筋力の上昇が観察されたが、今回は対象群を置き、さらなる有効性の検討を行う。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、臨床症状、筋生検、遺伝学検査などから確定診断された12歳以上の筋ジストロフィー患者に対して、レスベラトロールを投与し、運動機能や筋力の維持・回復効果の検討を行うプラセボ対照二重盲検比較試験である。先行研究では、単群試験であるものの運動機能や筋力の上昇が観察されている。SIRT1の活性化を介するユニークな作用機序を想定しており、他の薬剤と併用での効果も期待されている。
対象は、主に札幌医科大学小児科および関連施設(北海道医療センター、北海道子ども総合医療・療育センター、生涯医療クリニックさっぽろ等)の外来患者より依頼するため、各施設と本研究計画の共有とともに協力体制の構築を行った。このあとの患者登録から速やかに試験を開始できるように準備を進めている。
運動機能評価スケールであるMotor Functional Measure(MFM)のスコアの変化を主要評価項目として、定量的筋力評価、Timed test、酸化ストレスマーカー、血清CK値の推移などを副次評価項目とすることにしている。評価者の確保やプロトコールの整備や共有を進める必要があり、鋭意作業中である。
レスベラトロールの摂取は、先行研究に倣って、Biotivia社のTransMaxという市販のサプリメントを用いる。インターネット通販などで購入できるため入手は容易である。今後は、偽薬を作成、確保する。盲検化のため、割付け、薬剤管理、データ管理は、医薬品開発業務受託機関(CRO)に委託する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

現在の主な勤務先は札幌医科大学ではなく、生涯医療クリニックさっぽろとなっている。札幌医科大学の連携医療機関で、筋ジストロフィー患者の診療も行っているが、大学での作業を行う時間の確保が難しい状況もあった。今年度は大学に出入りする機会を多く確保して、研究を完遂させるよう取り組みを進める。

Strategy for Future Research Activity

速やかにプロトコールの整備、試験薬・偽薬の確保、患者の登録を進める。今年度中に予定の被験者登録を終え、試験の大半を終了させる計画とする。データの集積、検討にも着手する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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