Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
ゲノムワイド関連解析により、腸内細菌を認識する自然免疫担当分子 NOD2及びATG16L1の遺伝子変異が クローン病発症の危険因子であることが明らかになった。しかし ながら、遺伝子変異の存在がクローン病の発症に直結するわけではない。疫学的には 「喫煙・食生活の欧米化に代表される生活習慣」がクローン病の発症に影響を及ぼすことが 判明している。そこで、本研究では「NOD2・ATG16L1遺伝子変異と生活習慣の相互作用が クローン病の発症をどのように制御するのか?」そのメカニズムを解明することを目指す。