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脂肪肝のCOPD併発機序におけるミオスタチンの生物学的作用の解明

Research Project

Project/Area Number 23K15087
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 53010:Gastroenterology-related
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

堤 翼  久留米大学, 医学部, 助教 (60624103)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2024-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Keywords脂肪肝 / 代謝異常 / COPD / サルコペニア / ミオスタチン
Outline of Research at the Start

肝臓と肺には臓器相関があり、脂肪肝は慢性閉塞性肺疾患(COPD)を併発するが、分子学的機序は解明されていない。近年、骨格筋量の減少(サルコペニア)が、肝疾患における発がん等に関与することが報告されているが、サルコペニアはCOPDの重症化にも関連している。そこで我々は、筋肉から分泌されサルコペニアを起こすサイトカインのミオスタチンに注目した。本研究の目的は、脂肪肝成人におけるCOPDの併発に血清ミオスタチンが与える影響と、脂肪肝炎モデルマウスにミオスタチンを投与した場合のCOPD関連タンパクと組織微小環境の変化を検討することである。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、健診受診者の残余血清を解析するため、前向き研究として実施する必要がある。そのため、健診データ及び残余血清の提供元である佐賀県健康づくり財団と、マイオカインの外注検査委託先である国立国際医療研究センターと連携して研究を進める必要があった。2023年4月から両施設の担当者を交え、倫理審査に係る書類作成及びデータ・検体受領に関するロジスティクス構築を開始した。
その後、9月に久留米大学倫理委員会の研究許可を取得したため、同月より佐賀県健康づくり財団で検体等の収集を開始した。2024年3月現在、710名の健診受診者におけるデータをクリーニングし、一般集団における脂肪肝およびCOPDの有病率が、ぞれぞれ47%、4.7%であり、既報と同等の有病率であることを明らかにした。また、約200名分の残余血清を収集できたことから、年度内を目処に国立国際医療研究センターでの第1回のミオスタチン濃度測定を行う予定である。更に、CTを用いたサルコペニアの検討については、Slice Omaticを用いたCT画像解析の設備準備が完了した。現在、82名分のCT画像の取込を終えたため、順次サルコペニアの評価を行っている。

Report

(1 results)
  • 2023 Annual Research Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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