Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Outline of Research at the Start |
特発性肺線維症や慢性閉塞性肺疾患などの肺疾患を基礎に持つ肺癌は予後不良であることが知られ,その機序として腫瘍微小環境の影響が示唆されている.single cell RNA sequencing等の技術発展により,解析の解像度が向上した. 脱細胞化肺スキャフォールドを用いた三次元培養はより生体に近い環境の再現を可能としたものであり,腫瘍微小環境のより正確な再現が期待される.本研究では,これらの新しい解析方法を用いて,肺疾患を持つ患者の肺癌において癌細胞及び癌関連線維芽細胞が肺組織から受ける影響と癌の進展への関与のメカニズムを解明し,腫瘍微小環境を標的とした新規治療法を開発することを目的とする.
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