Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
小細胞肺がん(SCLC)は肺がんの15-20%を占め、他肺がんと比べても予後が悪い。しかしSCLCには創薬可能なドライバー変異が見当たらず、新治療の開発が進んでいない。我々は、肺がんの代謝特性を治療標的として開拓することを目標に研究をすすめてきた。そして最近、マウスモデルで著効するSCLC代謝ターゲット治療のプロトタイプを開発した。本研究では、そのような治療のメカニズム詳細の解明やPDXモデルでの検討を行う。