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ARDS患者のセボフルランでの鎮静による予後改善効果の検討と免疫学的機序の解明

Research Project

Project/Area Number 23K15579
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 55050:Anesthesiology-related
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

西村 太一  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (60757334)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Keywords急性呼吸切迫症候群 / 人工呼吸管理 / 鎮静 / セボフルラン / 無作為化比較試験
Outline of Research at the Start

本研究は、ARDS患者の鎮静において、従来方法のプロポフォールを用いた鎮静とセボフルランを使用した鎮静が患者予後に与える影響を検討する無作為化比較試験である。
セボフルランを用いたARDS患者の鎮静に関する報告は少数のみであり、質の高いRCTはいまだ極めて少ない。また、セボフルランによる鎮静に関しては、臨床効果と共にその機序解明の目的に免疫学的な検討を加えた研究は乏しい。本研究はARDSの鎮静方法の選択に重要な情報をもたらす。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は急性呼吸切迫症候群(ARDS)を発症した患者の人工呼吸管理下での鎮静方法に対する研究であり、揮発性麻酔薬であるセボフルランが従来の静脈鎮静薬による鎮静と比較して、ARDS患者の酸素化改善や呼吸様式改善に寄与する可能性を研究するものである。
本年度においては、必要なデータの選択を行い、対象患者のためのデータベースを作成し、それを用いて適応患者の選別を行っている。具体的にはプロポフォールを一定(3mg/kg/h)以上使用しているARDS患者を対象として、患者の合併症の有無などの判断し研究に適応しているか判断している。また当初予定していたデータを採取できる人工呼吸器などを選定し、そのほかの必要な追加データを検討している。現時点では想定しているより患者数が少なく、予定している患者選別よりは条件を緩和する可能性が高い。
また同時並行的に、非ARDS患者においても、セボフルランを使用した鎮静を行い、患者のデータの採集の予行を行っている。適応としては、通常の鎮静では困難な若年の患者を対象にセボフルランを使用し、酸素化の改善や呼吸様式の変化などのデータ収集を行っている。実際の対象患者で、どのようなデータが採取可能かを事前に検討することで、より現実的なデータをとることが可能になると考えられる。また希少症例での経験もあるので、この鎮静経験自体が症例検討に値すると考えられ、学会での発表なども今後予定している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

対象としているARDS患者が想定しているより少なく、研究対象にならない他の重篤な合併症を持っており事前に設定したデータベースの登録ができていない。

Strategy for Future Research Activity

想定しているより研究対象患者の集積が悪いことから、現在事前設定した患者の要件を変更し、セボフルラン鎮静の基準の緩和や合併症の有無の要件の緩和を考えている。
また単一施設での検討が難しい場合は他施設での検討も考慮しており、現在協力施設を探索している。
患者数が集まれば、一旦は少数の患者での検討を考慮している。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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