Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本邦で開発された救急搬送効率化システムが東南アジア諸国で実装され、その評価を行うことにより、日本発のエビデンスを基としたアジア諸国における救急医療の発展貢献に繋がる。また、得られたデータを用いた救急搬送最適化アルゴリズムを開発し、手術や緊急カテーテル検査が必要な患者を早期に同定し、対応可能な病院へと搬送することが可能になるため、救急搬送患者のアウトカム改善が期待される。将来的には、導入された救急搬送効率化システムにより救急搬送情報が統一したフォーマットで収集され、重要な公衆衛生的基盤となる。