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新規抗がん薬による卵巣毒性の機序解明と卵巣保護に関する研究

Research Project

Project/Area Number 23K15824
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
Research InstitutionSt. Marianna University School of Medicine

Principal Investigator

中村 健太郎  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (10934747)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywords妊孕性温存 / PI3K阻害薬 / 卵巣毒性 / 卵巣保護
Outline of Research at the Start

一部のがん治療は妊孕性(妊娠する能力)を低下・消失させることが知られており、その対策として妊孕性温存療法が普及しつつあるが、妊孕性温存療法は妊孕性に影響を与え得ることが知られているがん治療を受ける患者が対象である。しかし、がん治療の妊孕性への影響が明らかとなっているものは一部であり、特に分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の知見は乏しい。本研究は卵巣培養実験およびin vivo実験を行い、分子標的薬および免疫チェックポイント阻害薬などの新規抗がん薬の卵巣毒性および卵巣保護作用を解明することを目的とする。本研究により妊孕性温存療法の適応拡大ならびに新たな卵巣保護法の臨床への橋渡しが期待できる。

Outline of Annual Research Achievements

一部のがん治療は、妊孕性(妊娠する能力)を低下・消失させることが知られており、その対策として妊孕性温存療法が普及しつつあるが、妊孕性温存療法は妊孕性に影響を与え得ることが知られているがん治療を受ける患者が対象である。しかし、がん治療の妊孕性への影響が明らかとなっているものは一部であり、次々と新たな抗がん薬が開発されるため、その検証は十分でない。特に分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の知見は乏しい。本研究は、分子標的薬および免疫チェックポイント阻害薬などの新規抗がん薬の卵巣毒性および卵巣保護作用を解明することを目的とする。本研究により、妊孕性温存療法の適応拡大ならびに新たな卵巣保護法の臨床への橋渡しが期待できる。
現在、PI3K阻害薬を用いた卵巣保護作用の評価について、in vivo実験の前に卵巣培養実験で予備実験を行うこととした。
生体に無害な生理食塩水、すでに卵巣毒性を有することが知られているシクロホスファミドおよび卵巣保護作用を有するmTOR阻害薬をコントロール群として使用し、生理食塩水添加群、シクロホスファミド添加群、シクロホスファミド+PI3K阻害薬群、シクロホスファミド+mTOR阻害薬群の4群に分け、種々の方法で比較検討している。
HE染色を用いた病理組織学的評価やGDF9や、CYP19a、FSHR、Ki-67などの卵巣毒性を評価する遺伝子についてmRNA発現量の評価を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

薬剤の価格高騰によりin vivo実験に費やせる金額に限りがあるため、予備実験として卵巣培養実験を行っているが、まだ想定している結果が出ていない。

Strategy for Future Research Activity

卵巣毒性検証実験で用いる予定である薬品よりも卵巣保護作用検証実験で用いる薬品の方が比較的安価であるため、そちらを優先しながら行う。卵巣培養実験を培養条件を調整しながら引き続き遂行する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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