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細胞治療による鼻副鼻腔粘膜再生医療の基礎研究

Research Project

Project/Area Number 23K15873
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 56050:Otorhinolaryngology-related
Research InstitutionKyorin University

Principal Investigator

菊地 瞬  杏林大学, 医学部, 講師 (70817262)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywords副鼻腔炎 / 粘膜再生 / 細胞治療 / 再生医療 / 間葉系幹細胞
Outline of Research at the Start

内視鏡下鼻副鼻腔手術で露出した骨面に鼻粘膜上皮を速やかに再生させることで骨過形成を抑え、副鼻腔炎症状の再燃を予防することができると考える。骨過形成を回避するためには、鼻粘膜の再生が不可欠である。骨過形成を防ぐことは、すなわち鼻粘膜が早期に再生していることを意味すると考えられる。細胞治療を含む再生医療は、鼻粘膜再生の有力な選択肢の一つになる可能性がある。また、細胞治療は難治性の好酸球性副鼻腔炎の治療大きく変える可能性があると考えている。本研究では治療効果の期待される細胞治療を検討する。

Outline of Annual Research Achievements

内視鏡下鼻副鼻腔手術で鼻粘膜を温存できず広範囲に骨が露出した部位に骨過形成が生じ る場合がある。露出した骨面に鼻粘膜上皮を速やかに再生させることで骨過形成を抑え、副鼻腔炎症状の再燃を予防することができると考える。骨過形成を回避するためには、鼻粘膜の再生が不可欠である。骨過形成を防ぐことは、すなわち鼻粘膜が早期に再生していること を意味すると考えられる。細胞治療を含む再生医療は、鼻粘膜再生の有力な選択肢の一つに なる可能性がある。家兎の病態モデルおよび鼻粘膜上皮細胞シート治療モデルを作製したが、治療効果は期待したものではなかった。本研究では治療効果の期待される細胞 治療を検討する。この研究の成果は粘膜の再生医療に広く貢献することが期待される。
ADSCシートと鼻腔粘膜上皮細胞シートの同時移植治療の検討:鼻腔粘膜上皮細胞シートをADSCシート移植直後に移植し、より生理的な鼻粘膜に近い状態で移植することが可能である。ADSCシート単独移植に比べ、より早期の鼻粘膜再生が可能であるか検討した。評価は小動物用CTおよび組織染色で行う。
ADSCシートと鼻腔粘膜上皮細胞シートとの複合シート作製の検討:細胞シートを回収前の段階で積層化することにより、この2点を解決できると考える。 また、積層化の方法とは別に細胞ソースを混合してから温度応答性培養皿に播種する方法も検討する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

動物実験は問題なく進行している。細胞シートの積層に関してはやや遅れている。

Strategy for Future Research Activity

細胞シートを回収前の段階で積層化することにより、この2点を解決できると考える。 また、積層化の方法とは別に細胞ソースを混合してから温度応答性培養皿に播種する方法も検討する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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