Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
縫合部の直上へのNPWTの使用法が報告され、血流の改善、創縁の減張、滲出液の吸引、外部環境からの創保護などによって良好な結果が得られるとされる。しかし、創部外にNPWTを使用することで皮膚および深部組織に対してどのような効果や影響があるのかを検討した報告は存在しない。さらに、NPWTによる陰圧負荷は、フォーム適用部皮下の血管を圧迫し、局所血流の低下を招くとする報告もあり、創傷治癒に悪影響を及ぼす可能性も考えられる。本研究では、External NPWTが局所の皮膚および深部軟部組織に対してどのような影響をもたらすのか、更には、NPWTの設定や至適圧について検討する。