Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究では、①頭頸部・縦隔・心臓領域のリンパ管発生を明らかにし、その所見に基づき②ヒトリンパ管奇形の病態モデルを確立することで、ヒト脈管奇形の病因・病因に基づく新たな治療薬開発を目指す。そのためにさまざまなCreマウスを使用し、PIK3CA-H1047R(機能獲得型変異)を胎仔期に発現させる。得られ個体の表現系を解析し、さらにヒト患者組織との比較や活性化シグナルを解析することで、脈管奇形の病態解析と新たな治療標的を探索する。