Project/Area Number |
23K15969
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57020:Oral pathobiological science-related
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
隅田 賢正 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (10918353)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 口腔扁平上皮癌 / ドライバー遺伝子探索 / mRNAシーケンシング / 口腔癌 / 扁平上皮癌 / 次世代シーケンサー |
Outline of Research at the Start |
若年の癌発症には単独あるいは少数の強力なドライバー遺伝子変異が関わるとされている。本研究は若年性口腔扁平上皮癌を対象に、次世代シーケンサーによる網羅的な発現遺伝子シーケンシングを実施し、癌ゲノムに繰り返し生じる若年口腔SCCのドライバー遺伝子変異を探索する。次世代シーケンサーにより融合遺伝子などのゲノム構造の変化とスプライシングバリアント、発現量の変動を検出し、癌ゲノムに生じる多数の変異の中から、ドライバー遺伝子変異の候補を選出する。若年癌は強力なドライバー変異に対し癌遺伝子中毒の状態を呈する可能性が高く、その原因の解明は将来の分子標的治療による根本的な治療法開発の糸口となる可能性がある
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Outline of Annual Research Achievements |
研究計画では、昨年度中に45歳以下SCC症例を10症例収集し、mRNAシーケンシングおよび各種検証(サンガー法、FISH法、real-time PCR)などを行う予定としていたが、現時点まで2症例の収集に留まっておりシーケンシング開始には至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
対象症例の収集がすすんでいないため。
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Strategy for Future Research Activity |
当初は検証対象として、45歳以下SCC症例の生検体を採取することを目標としていたが現時点で2症例に留まっており、補助事業期間中の課題達成は現実的ではない。したがって、当科で過去に手術加療を受けた45歳以下SCC症例で、現在も当科通院中で同意取得可能な症例(14症例)を検討対象に含め、ホルマリン固定切片からのtotal DNA抽出が可能か検証し、問題なければmRNAシーケンスおよび各種検証をすすめていく予定である。
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