International Comparison of Oral microbiota of Type 2 Diabetes Mellitus Patients in Japan and Singapore
Project/Area Number |
23K16012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57030:Conservative dentistry-related
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
大森 実知 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (60803137)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 口腔細菌叢 / 2型糖尿病 / 国際比較 |
Outline of Research at the Start |
糖尿病は歯周病と相互に関連することから,糖尿病患者の歯周病治療,口腔管理が重要である。以前から糖尿病患者の口腔細菌環境は,高血糖や免疫機能低下のため,健常者とは異なることが示唆されているが,その詳細は明らかでない。本研究は,高齢化が急速に進む日本とシンガポールの両集団で2型糖尿病患者の口腔細菌叢の特徴を16Sメタゲノム解析によって評価し,比較する。より幅広い観点から2型糖尿病に関連する口腔細菌叢の特徴をとらえ,環境の違いを超えた汎用性の高い2型糖尿病関連口腔細菌群の探索を行うことによって,2型糖尿病患者の口腔管理における診断,リスク評価のための基礎的データになると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
近年の細菌叢解析の技術的進歩により,口腔細菌叢と糖尿病の関連が明らかになってきた。我々はこれまでに,日本人高齢者の2型糖尿病患者と健常者の唾液細菌叢の違いを16Sメタゲノム解析および統計学的機械学習の手法を用いて明らかにしている。本研究では,日本とシンガポールの集団で2型糖尿病患者の口腔細菌叢の特徴を明らかにし,両集団の違いを検証することを目的とした。 本年度は,口腔サンプルの採取に着手した。サンプル採取の手法は解析結果に大きく影響を及ぼすことから,日本とシンガポールで共通の手法で行う必要がある。このためシンガポールの National Dental Centre Singapore, Department of Periodontal Unit, Dr. Chee Hoe Kit と共同研究契約を締結した上で,シンガポールと日本の間でオンライン会議を行い,サンプル採取方法や採取する時間,タイミングなどについて同じ条件になるように,十分な打ち合わせを行った。また,対象者の選択基準および必要な基本的属性などの情報についても検討を重ねた。日本人集団は,大阪医科薬科大学病院 歯科口腔外科に糖尿内科から紹介受診した教育入院目的の2型糖尿病患者と,糖尿病の既往のない健常対照者とした。シンガポールの集団は,National Dental Centre Singapore, Department of Periodontal Unitを受診した2型糖尿病患者および健常対照者とした。シンガポールで採取したサンプルを日本に郵送し,その一部について,16S メタゲノム解析を行い,細菌叢解析が可能であることを確認した。今後の研究を進めるための準備が整ったといえる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
対面での会議を行うことができず,オンライン会議のみで打ち合わせを行っている。このため,患者情報などの情報共有が十分できていない。また,11月から,出産,育児のための休職中であることから,研究が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き,サンプル採取を進めるとともに,既に採取したサンプルの情報を収集し,解析を進める。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)