Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
aPDTは、PSに対して特定波長の光線(半導体レーザー、発光ダイオード(LED)、ランプ光など)を照射することにより発生する活性酸素を利用して殺菌する方法である。aPDTは、歯周病、感染根管ならびにインプラント周囲炎の治療に応用されているが、現状は齲蝕治療にはほとんど応用されていない。齲蝕治療において、感染象牙質に対する殺菌方法を研究することは非常に有益であると考えている。そのため、齲蝕検知液で用いられる染料であるBBあるいはARと各々の励起波長をもつキセノン光を組合せたaPDTが、齲蝕原生菌感染させた人工感染象牙質プレートに対する殺菌効果を究明することが重要である。