Project/Area Number |
23K16094
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
齋藤 壮 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (30843560)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 軟質リライン材 / 義歯洗浄 / 可撤性義歯 / 軟質リライン / 義歯の清掃 |
Outline of Research at the Start |
軟質リラインは顎堤が顕著に吸収した高齢者の補綴治療において有効である。しかし、軟質リライン材は清掃が困難であり、その方法は確立していない。我々はこれまでにスポンジや超音波洗浄による機械的清掃は軟質リライン材に対して影響が小さいことを明らかにしてきた。本研究の目的は、様々な機械的清掃による軟質リライン材に対する清掃効果を明らかにすることである。具体的には、軟質リライン材にバイオフィルムを形成させ、種々の機械的清掃を行った後、残存している付着微生物数を比較する。被験者の口腔内に静置させた軟質リラインに対し、機械的清掃を行い残存している付着微生物数の変化を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
科学研究費承認の1年目に当たる昨年度は、軟質リライン材に対する菌・真菌の付着、清掃効率について画一した表面粗さの試料を多く製作するために技工所と製作法を追求し、製作を可能とした。また、菌と真菌の株の育成を行った。本年度から製作した軟質リライン材の試料と比較対象である硬質材料の試料に対し、菌・真菌を付着させ軟質リライン材と硬質材料の菌・真菌の付着性に違いや試料を清掃した際の清掃効果の調査する準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究を行うに当たり、軟質リライン材の試料が多く必要であるが、一度に多く製作すると試料の表面粗さに差があった。そのため、技工所と試料の製作方法を再考し、新たな製作方法を確立した。やや遅れてはいるが、菌・真菌の準備も整っており全体の研究計画には問題ないと考える。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は軟質リライン材に菌・真菌を付着させ様々な清掃を行い、その清掃効率を明らかにする予定である。更に再来年度は軟質リライン材を付着したマウスピースを被験者の口腔内に入れ口腔内微生物の付着や、マウスピースを様々な方法で清掃した際にその清掃効率を明らかにしていく予定である。
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