Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
エナメル芽細胞は、増殖期、分化期、基質形成期、成熟期および退縮期とその分化時期に応じた様々な形態および機能を有する。これまでの研究で、細胞内アダプタータンパクのひとつであるp130Casが、細胞接着、細胞骨格の維持および細胞極性などの細胞プロセスに重要である可能性を示してきたが、その詳細なメカニズムは不明である。本研究では、p130casを介したエナメル芽細胞分化メカニズムを解析することで、細胞極性が細胞分化に与える影響の解明を目指して研究を行う。