Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
変形性顎関節症は、下顎頭の破壊を初期病変とする疾患で、現在のところ有効な治療法が存在しない。近年開発された近赤外超短パルスレーザーは、従来のレーザーと比較して組織に熱損傷を惹起せず、高いエネルギーを深部組織に到達させることができる。本研究では、変形性顎関節症に対する近赤外超短パルスレーザーの有効性を検証し、その作用機序を解明することで、変形性顎関節症に対する新たな治療法としての可能性を探索することを目的とする。