Project/Area Number |
23K16272
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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Research Institution | National Institute of Public Health |
Principal Investigator |
中西 康裕 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (10908057)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 在宅医療 / 介護サービス / 医療・介護レセプト / Target trial emulation / 医療・介護費 |
Outline of Research at the Start |
我が国における在宅医療・介護サービスの臨床的、経済的効果を示すエビデンスは、未だほとんど蓄積されていないのが現状である。本研究では、近年注目されるTarget trial emulationと呼ばれる研究デザインの考え方に基づき、大規模な医療・介護突合レセプトデータを用いることで、背景因子が個人同士で一致する在宅医療・介護サービス利用者と非利用者の2群に分け、要介護度やADLの変化、(再)入院、死亡の状況、医療・介護費等をアウトカムとして最長10年間追跡する。新たな因果推論の方法と近年研究での利活用が進む大規模レセプトデータを組み合わせることで、在宅医療・介護サービスの介入効果を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、近年疫学研究において注目されるTarget trial emulationと呼ばれる研究デザインの考え方を適用し、大規模な医療・介護突合レセプトデータを用いて背景因子が一致する在宅医療・介護サービス利用者と非利用者の2群に分け、要介護度の変化や死亡の状況、(再)入院、医療・介護費等をアウトカムとして追跡することにより、保険診療・介護の在宅サービスにおける臨床的、経済的な介入効果を明らかにすることである。 令和5年度は、2013年4月~2022年3月まで(9年間)の奈良県KDBを用いて、75歳以上の後期高齢者の要介護度、死亡、医療・介護費、在宅医療、介護サービス等に関する情報を性・年齢別、市町村別にSQLを用いて抽出、粗集計を行った。集計した要介護度等の各データの妥当性は、既存統計等により検証した。 在宅医療に関する情報をKDBより抽出するにあたっては、社会保険診療報酬支払基金が公開している「医科診療行為マスター」を参照し、各年度における在宅患者訪問診療料や往診料、在宅ターミナルケア加算、看取り加算、死亡診断加算等の診療行為コード及び診療報酬点数を整理した。 また、介護サービス情報の抽出にあたっては、「介護給付費単位数等サービスコード表」を参照し、訪問・通所介護や訪問・通所リハビリテーション、居宅療養管理指導、介護予防支援・居宅介護支援等のサービス種類コード(2桁)及びサービス項目コード(4桁)を整理した。 次年度は、さらに疾患情報や入院歴、薬剤の処方歴等のデータ抽出・集計を行い、Target trial emulationの手法として、背景因子が一致する個人同士のマッチング方法を検討する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度交付申請書で予定した研究はおおむね計画通りに完了した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画に沿って、引き続き予定通りに研究を進めていく。
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