Project/Area Number |
23K16333
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
|
Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
折田 真紀子 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (90737305)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 福島第一原発事故 / 処理水 / 風評影響 / 放射線被ばく / リスク認知 / リスクコミュニケーション |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は双葉町と大熊町、そして富岡町の住民を対象として処理水放出による風評影響への懸念の有無に関連する因子、求められている風評影響対策を明らかにし、結果をもとに周辺住民とのリスクコミュニケーションを継続し、懸念と関連因子の変化を継続的に評価することである。
|
Outline of Annual Research Achievements |
東京電力福島第一原子力発電所事故によって排出され保管されている処理水を沖合に放出することによる風評影響が懸念されている。そこで本研究は、福島第一原発が立地する双葉町と大熊町、そして大熊町と双葉町に隣接する富岡町の住民を対象とした処理水放出による風評影響への懸念に関連する因子を明らかにし、その結果をもとにしたリスクコミュニケーションを行うことを目的としている。令和5年度は、双葉町、大熊町、富岡町に住民票があり自治体からの郵送物を受け取ることのできる18歳以上の住民を対象とした質問紙調査を実施できるよう準備してきた。研究再開後より、調査の実施と結果の解析を進めていく予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
年度当初より研究者の妊娠産前産後の休暇、育児休業の取得による研究中断の影響を受けているため。
|
Strategy for Future Research Activity |
質問紙調査を実施し、処理水放出に伴う風評影響への懸念に関連する因子を統計解析を用いて明らかにする。得られた結果を学術論文としてまとめる。各自治体の広報誌や自治体内で実施されている保健活動を通じて、対象住民への結果の還元を行う。
|