幼児期の食習慣・生活習慣、発育と口腔内細菌との関連性の検討
Project/Area Number |
23K16338
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
久藤 麻子 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (10289605)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 口腔内細菌叢 / 幼児期の栄養 / コホート研究 / 食習慣 / 幼児期 |
Outline of Research at the Start |
口腔内細菌叢の定着は乳歯が生えそろう2歳以降との報告があり、砂糖の摂取や歯磨き習慣等が口腔細菌叢形成に影響するとの報告は海外において散見するのみで、明らかにはなっていない。また、幼児肥満は思春期肥満を経て成人肥満へとつながるが、成人肥満特有の口腔内細菌叢は明らかになっているが、幼児肥満と口腔内細菌叢についての報告はない。本研究は口腔内細菌叢の形成時期である幼児期の食習慣・生活習慣に着目し、児の成長・発育と口腔内細菌叢との関連について検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では口腔内細菌叢の形成時期である幼児期の食習慣・生活習慣に着目し、児の成長・発育と口腔内細菌叢との関連について検討することを目的としている。 出生した児と母親を3歳まで追跡する前向きのコホート研究を活用し、市で実施する1歳半健診時(1歳8か月時に実施)と、3歳児健診(3歳8か月時に実施)に唾液採取、生活習慣に関する質問紙調査、健診記録の取得を行っている。今年度は1歳半健診時および3歳児健診での調査を実施した。今年度末で累積の唾液採取件数は1歳半306件・3歳児346件となった。1歳半健診時対象者は今年度で追跡が終了したため、次年度は3歳児健診対象者の調査を継続して実施する予定である。口腔内細菌叢解析については1歳半112件、3歳児50件メタゲノム解析が終了した。 次年度は1歳半、3歳児唾液サンプルのメタゲノム解析数を増やし、1歳半、3歳児の食習慣、生活習慣が1歳半、3歳児の口腔内細菌叢構成について解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ感染症蔓延により、コホート参加者を募る産婦人科、小児科、市の健診への出入り制限のため、令和3年度リクルート及び唾液採取調査をその都度休止した。結果として、令和5年度についても幼児期の唾液採取の追跡および質問紙データの取得が当初の予定より遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、3歳児の唾液採取、生活習慣に関する質問紙調査、健診記録の取得を行う。 1歳半、3歳児のそれぞれの食習慣、生活習慣と1歳半、3歳児の口腔内細菌叢構成との関連について検討を行う予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)