Project/Area Number |
23K16339
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
宇都宮 剛 兵庫医科大学, 医学部, 非常勤講師 (80866351)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 屈折異常 / 小児 / 携帯機器 / 後天性内斜視 / 子ども |
Outline of Research at the Start |
兵庫県尼崎市における子どもの健康と環境に関する調査において小学校6年生時に行われる学童期検査の参加児に対して携帯機器の使用時間に関する質問と簡易に視機能を測定するスポットビジョンスクリーナーによる測定を行い、後天性内斜視と携帯機器の使用時間との関連について明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
子どもの携帯機器の使用時間と後天性内斜視の有無の調査について、2023年度は183人の小学校6年生から携帯機器(スマートフォン、タブレット、ゲーム機、PC)の使用状況のアンケートとスポットビジョンスクリーナーを用いた屈折異常のスクリーニングをおこなうことができた。携帯機器の使用状況のアンケート結果として183人中男児が84人(46%)だった。眼鏡を使用している割合は、1日中使用しているのが37人(20%)、1日のうち学校だけなど一部の時間だけ使用しているのが24人(13%)だった。183人中、平日スマホを使用しないと回答したのは37人(20%)、2時間未満は75人(41%)、2時間以上3時間未満は32人(17%)、3時間以上4時間未満は25人(14%)、4時間以上は14人(8%)だった。また休日スマホを使用しないと回答したのは33人(18%)、2時間未満が60人(33%)、2時間以上3時間未満が29人(16%)、3時間以上4時間未満が27人(15%)、4時間以上が33人(18%)だった。一方、スポットビジョンスクリーナーを用いた屈折異常の結果は183人中、両側とも近視がみられたのが68人(37%)、どちらか一方に近視がみられたのが20人(12%)だった。両側とも遠視がみられたのが37人(20%)、どちらか一方に遠視がみられたのが11人(6%)だった。両側とも乱視がみられたのは3人(2%)、どちらか一方に乱視がみられたのが14人(7%)だった。両側とも斜視がみられたのが2人(1%)、どちらか一方に斜視がみられたのが16人(9%)だった。不同視は21人(11%)でみられ、瞳孔不同はいなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度は183人の小学校6年生に屈折異常スクリーニングおよび携帯機器の使用状況についてアンケートをおこなった。症例数としては次年度はこれ以上の回答をみこんでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
後天性内斜視のケースはおもっていたほどの症例数はなく、小学校六年生における携帯機器の使用状況と屈折異常の種類との関連性をみていくことになる。
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