Project/Area Number |
23K16382
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
佐伯 昌俊 千葉大学, 大学院看護学研究院, 助教 (40916087)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | タスクシフト / タスクシェア / 高度実践看護師 / 看護補助者 / システマティックレビュー |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、医療施設におけるタスク・シフト/シェアを推進のため、医師・特定行為研修修了者・看護職・看護補助者を対象として、それぞれの役割の重なり(オーバーラップ)に関する認識を明らかにし、それがタスク・シフト/シェア時の行動とどのような関連があるかを検証する。さらにこれらの結果を統合し、タスク・シフト/シェアのモデルを構築する。本研究では、現実をより反映したモデルを構築するため、Realist Evaluationの方法論を採用し効果メカニズムを解明することで、臨床現場における実装が期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、医療施設におけるタスク・シフト/シェアを推進のため、医師・特定行為研修修了者・看護職・看護補助者を対象として、それぞれの役割の重なり(オーバーラップ)に関する認識を明らかにし、それがタスク・シフト/シェア時の行動とどのような関連があるかを検証する。さらにこれらの結果を統合し、タスク・シフト/シェアのモデルを構築する。 2023年度は文献レビューとタスク・シフト/シェアに関する全国調査を計画していた。文献レビューについて、エビデンスの構築のためシステマティックレビューを実施することとし、システマティックレビュープロトコルを作成した。レビュープロトコルでは、タスク・シフト/シェアに関する病院の医師、看護師、看護補助者、高度実践看護師の経験と態度を明らかにすることとした。プロトコルで作成したキーワード検索式では、PubMedで1767件がヒットした。このレビュープロトコルは国際誌であるJBI Evidence Synthesisに採択され掲載された。一方で、レビュープロトコルの採択までには査読対応を含め多くの時間を要したため、2023年度はレビュープロトコルの作成とプロトコルに基づく文献検索、文献選定にとどまっており、全国調査の実施はできてない。 なお本研究の研究の一般化可能性を高めるため、カナダのモントリオールで開催されたICN congressへ参加しNurse Practitionerを含む高度実践看護師と医師のタスク・シフト/シェアについて現地の実践家や研究者からヒアリングを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
システマティックレビュープロトコルの作成後、国際誌であるJBI Evidence Synthesisへ投稿したが、査読対応を含め約半年かかった。レビューの結果を用いて全国調査の質問紙設計を計画しているため、計画より遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、計画よりも遅れてはいるもののシステマティックレビュープロトコルに基づき文献検索、選定プロセスに入っている。今後は、システマティックレビューの結果をまとめるとともに、全国調査の質問紙設計を行う予定である。
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