Project/Area Number |
23K16398
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Mejiro University |
Principal Investigator |
末永 真由美 目白大学, 看護学部, 准教授 (80461838)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2027: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 認定看護師 / 自律性 / 部署内活動 / 一般化可能性 / 尺度 / 自律性尺度 / 有効性 / 検証 |
Outline of Research at the Start |
認定看護師(Certified nurse:CN)の活動支援を目的として研究代表者が開発した"CNの部署内活動における自律性尺度"の一般化可能性と有効性を検証することが本研究の目的である.この尺度の開発の際には,分野による差異を明らかにするため,5分野の認定看護師に限定してデータ収集をした.そこで,今回は,1年目に尺度の一般化可能性を検証することを目的として,他の認定看護分野を対象に質問紙調査を実施する.2年目以降は,縦断的な介入研究で,尺度を用いた支援を行い,その有効性を検証することを目的としている.
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、認定看護師(CN)の部署内活動の自律性尺度の一般化可能性の検証を目的として、無記名自記式質問紙調査を実施した。研究対象者は日本看護協会の認定するCNで,1年以上のCN経験があり兼任で活動する者で前回対象の5分野を除く全分野で調査を行った.調査内容は、CNの部署内活動における自律性尺度,外的基準に看護師の専門職自律性の尺度,ワーク・エンゲイジメント尺度,ソーシャルスキル尺度(KISS-18),内的基準に認定分野,年齢,看護師経験年数,CN経験年数,部署経験年数,職位等とした.対象者の選定は,日本看護協会のWeb上に名前と所属を公開している者から無作為に1000名程度選定した。1000名に調査協力依頼を送付し233名から回答が得られた(回収率23.3%)。分析途中であることから、結果はまだ報告できないが、現段階で、前回同様に天井効果や床効果はなく、すべて有効な質問項目であることは確認された。今後、因子分析,因子間相関,α係数の算出,属性ならびに外的基準との相関,確認的因子分析を行いモデルとの適合性を確認する予定である。2024年度中には結果をまとめて学術集会での発表を行う予定である。 本研究で一般化可能性を明らかにすることができれば本尺度の使用範囲は広がり、研究での活用、支援ツールとしての活用、自己評価への活用が期待できる。次年度から支援ツールとしての活用、自己評価尺度としての活用について検討するために介入研究を予定している。5月までには、2023年度の調査の分析を終える予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19が落ち着き、5年ぶりに国際交流が再開され、その委員長を拝命したことにより、5週間の留学生の受け入れ対応、送り出した本学学生の異国でのコロナ感染症発症、立て続けに8名もの食中毒発症への対応など、予定外(アクシデント)の業務に追われ、データ収集時期が遅れ、データ分析ができないままになっている。分析を終了するところまでを3月中に終える予定だったので、4月現在、わずかに予定より遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究結果がまとまり次第、介入研究を進める予定である。そのためには、本学の倫理審査委員会で研究計画書の承認が必要である。次回の倫理審査委員会までに研究計画書を提出し、秋には調査開始ができるようにする。学術集会での研究発表は、当初予定していた学会は、演題登録が終わっていることから、分析を急ぎ、発表する学会を変更する予定である。変更する学会も本研究テーマに適した学会があるので、2024年度中に「遅れ」はキャッチアップできると考えている。
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