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SNSを用いた看護学生のストレスコーピングとウェルビーイング向上を目指した介入研究

Research Project

Project/Area Number 23K16406
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
Research InstitutionGihu University of Medical Science

Principal Investigator

佐野 理湖  岐阜医療科学大学, 看護学部, 講師 (50871133)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywords看護学生 / コーピング / ストレス / ウェルビーイング / Instagram / 感情分析 / SNS
Outline of Research at the Start

看護師は適切なストレスコーピングを選択できない傾向がありストレスを増加させやすい。臨地実習を開始した看護学生はストレスを抱えることが多く、看護学生がコーピングスキルを養うことは、臨地実習中のストレスの軽減、また、就職後の職場でのストレス緩和につながり、入職前にコーピングスキルを高めることは効果的である。
本研究では、学生の間で一般的となっているソーシャル・ネットワーキング・サービスのInstagramをストレスツールとして用い、看護学生のコーピングスキルを向上させることによりウェルビーイングを促進させることができるかを検証し、ストレスの要因とコーピングの方法、ストレス反応の関係性を明らかにする。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、学生の間で一般的となっているソーシャル・ネットワーキング・サービスのInstagramをコーピングツールとして用い、看護学生のコーピングスキルを向上させることによりウェルビーイングを促進させることができるかを検証し、ストレスの要因とコーピングの方法、ストレス反応の関係性を明らかにすることを目的としている。そのため、コーピングツールとしてInstagramを作成し、看護学生の知識を養えるような、ストレスコーピングについての心理教育コンテンツについて検討した。また、ストレス軽減を目的とした5~10分程度のトレーニング内容を検討し、ヨガ、呼吸法、瞑想、セルフケアに焦点をあてることとした。

研究参加者の介入群は、使用前(Time1)、開始4ヶ月(Time2)、開始8ヵ月/使用終了時(Time3)、開始9ヵ月/使用中止1か月後(Time4)、8項目の心理的検証にを行うため、20分程度のオンラインアンケートを実施する(1.コーピング 2.ストレス 3.自己効力感
4.ソーシャルサポート、5.レジリエンス/精神的回復力 6.ウェルビーイング 7.感情 8.不安)。アンケート結果は研究参加者に回答終了後に提示することで、参加者自身のストレスへの関心を高め、ストレスコントロールのセルフケア能力を高めるための一助となると考え、オンラインアンケート実施直後にアンケート結果の提示可能なクラウドサービスを検討した。また、介入前後におけるストレス反応としての表情分析をより正確に行うため身体的変化(呼吸、心拍、血圧、表情)の検証を行うこととした。

対照群は、コーピングツールを使用しないことを確実にするため、参加者募集サービスが持つモニタから看護学生をスクリーニングし募集する必要があるため、複数のサービスの中から、本研究に適したものを選択した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

介入のためのInstagramコーピングツールの作成に着手し、ストレス軽減のための動画はヨガインストラクターと業務委託契約を締結し、ヨガ、瞑想、リラクゼーション呼吸法、セルフケアの動画を作成している。心理教育コンテンツとして、ストレスコーピングについての看護学生の知識を高めるため動画を研究者が作成している。

また、クラウドサービスを提供するクアルトリクスと契約を締結し、オンラインアンケートツールで介入群が使用する心理調査を作成、自己採点機能を設定し、参加者が自身のストレス状況について確認できるようにオンラインアンケートツールを作成した。介入群に実施する表情分析のための装置の準備を完了させ、表情分析ツールを確認した。研究者の所属機関の研究倫理審査承諾後、Instagramコーピングツールの定期的な配信を行いながら、対象群の参加者募集を継続し、データ収集を行っている。

対照群は、コーピングツールを使用しないことを確実にするため、ネットリサーチサービスが持つモニタから看護学生をスクリーニングし募集する必要があるため、いくつかのサービスの中から、本研究に適したものを選び契約を進めるための準備を行っている。

Strategy for Future Research Activity

介入群は、Instagramコーピングツールの配信を予定通り継続しながら、6月まで参加者募集を続ける、心理的検証のTime2~4、使用後の身体調査を予定通り実施しデータ収集を継続する。

対象群のネットリサーチサービスからモニターを集め心理的調査を開始する。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-04-13   Modified: 2024-12-25  

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