Project/Area Number |
23K16414
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
北川 麻衣 金沢大学, 保健学系, 助教 (00930124)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 2型糖尿病 / 家族サポート / セルフケア / 就労 |
Outline of Research at the Start |
糖尿病患者の治療の基本であるライフスタイル管理は患者自身の生活と密接に関わるため継続して行うことは容易ではない。中でも就労男性2型糖尿病患者は就労が生活の中心にあることで管理を不良にするが、援助方法は確立していない。 本研究では、先行研究において作成した「就労男性2型糖尿病患者の家族からの食事サポート尺度」及び「就労男性2型糖尿病患者の食事に対する家族サポート構造モデル」をさらに発展させ、就労男性2型糖尿病患者の家族からの食事サポートに影響する要因を明らかにすること、及び家族サポートが患者のライフスタイル管理に与える効果を縦断的に示すことを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
糖尿病患者のライフスタイル管理は生活と密接に関わるため適切な管理を継続することは難しい。中でも就労男性2型糖尿病患者は就労が生活の中心にあることで管理を不良にするが、その背景を踏まえた援助方法は確立していない。 本研究は、就労男性2型糖尿病患者のライフスタイル管理の援助方法の確立を目指す。第一に、先行研究で開発した「就労男性2型糖尿病患者の家族からの食事サポート尺度」及び、家族サポートが患者の食事自己管理状況に及ぼす影響を示したモデルをさらに発展させ、家族サポートに影響する要因を明らかにする。第二に、家族サポートが患者のライフスタイル管理に与える効果を縦断的に示す。これらを明らかにすることは、家族サポートの視点に着目した就労男性2型糖尿病患者のライフスタイル管理支援方法を見出し、QOLの改善や重症化予防に貢献すると考える。 「就労男性2型糖尿病患者の家族からの食事サポート尺度」は、先行研究において、就労男性2型糖尿病患者の食事管理に対する家族サポート状況の見える化のために開発した尺度である。これを活用することで就労男性2型糖尿病患者のライフスタイル管理状況を踏まえた家族サポートを捉えることができる。 2023年度は1段階目の調査実施に向けて、文献検討を行い、就労男性2型糖尿病患者のライフスタイル管理支援の現状把握及び調査項目の再検討を行った。現在、研究協力者から調査方法や分析方法について助言を受け、研究計画書を作成している。研究方法は、1段階目に、家族サポートに影響する要因について、Webアンケートを用いて調査し、重回帰分析等を用いた分析により明らかにする。2段階目は、家族サポートのライフスタイル管理に与える効果を縦断的に調査する。調査項目は、先行研究で示したモデル及び1段階目の結果を踏まえて抽出し、対応のあるサンプルのt検定等の分析をする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画では、2023年度に倫理審査委員会に申請書を提出する予定であったため、上記の進捗状況であると判断した。研究計画書作成段階において、調査内容を精選するため再考する必要があり、時間を要した。現在は、所属施設の倫理審査委員会に書類を提出する準備を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、文献検討の結果を踏まえて調査内容を検討し、研究協力者の助言を受けながら、研究計画を行う。所属施設の倫理審査委員会に書類を提出し、承認後に調査を開始する。
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