Project/Area Number |
23K16457
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
疋田 直子 九州大学, 医学研究院, 教授 (60801925)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 妊婦 / 助産師 / 体重増加 / モンゴル国 / 周産期アウトカム / モンゴル |
Outline of Research at the Start |
本研究は、モンゴル国の妊婦と助産師を対象に、妊娠中の体重コントロールに対する認識と保健指導の実態、妊娠中の体重増加量と周産期アウトカムとの関連の実態を明らかにする研究である。妊婦を対象にした研究では、妊娠初期の妊婦をリクルートし、Web質問票と分娩後のカルテ調査よりデータを収集する。助産師を対象にした研究では、全国の助産師を対象に、Web質問票でデータを収集する。
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Outline of Annual Research Achievements |
妊娠前のBody mass index (BMI)や妊娠中の体重増加量は、母親と児の周産期アウトカムに影響を与えることが明らかになっている。胎児期の栄養状態が悪く出生時の体重が少ないと、将来、循環器疾患による死亡率や、高血圧、耐糖能異常の発生率が高くなること等が示唆されており、また、胎児期・生後早期の環境要因が将来の生活習慣病の発症に関連していることも指摘されており、妊娠中の体重コントロールの重要性が強調されてきている。 モンゴル国では、BMI25.0以上の女性の割合が50.9%であり、高いBMIが循環器疾患や帝王切開等のリスクを上げていることなどが報告されているが、妊婦や助産師が、妊娠中の体重コントロールについてどのように認識しているのか、妊娠中の体重増加が周産期アウトカムにどのような影響を与えているのかは明らかにされていない。また、助産師が妊婦に対してどのような体重コントロール指導を実施しているのかの現状も明らかになっていない。 そこで、本研究は、①モンゴル人妊婦が妊娠中の体重コントロールに関してどのように認識しているのか、②妊娠中の体重増加量が周産期アウトカムにどのような影響を与えているのか、③助産師が妊婦の体重コントロールをどのように認識し、どのような保健指導を行っているのかを明らかにすることを目的として実施する。 現在、モンゴル国の研究倫理審査で承認を得るために、モンゴル国の共同研究者の協力を得て書類を準備中である。倫理審査で承認が得られ次第、調査を開始する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では、2023年度中に質問票の作成、日本国内で研究倫理審査の承認を得て、その後モンゴル国内での研究倫理審査に向けて書類準備をする予定でおり、2023年度末の時点でおおむね予定通りに進んでいる。 モンゴル国では、倫理審査は2段階あり、すでに最初の段階の承認はモンゴル国立医科大学ダルハンオール校で得ている。次の段階の審査に向けて、書類の準備をモンゴル国立医科大学ダルハンオール校の共同研究者に依頼しており、2024年5月頃には研究実施の承認を得られるように準備を進めてもらっている。 本研究では、妊婦を対象にした研究と、助産師を対象にした研究の2つの研究を実施するが、2024年3月にモンゴル国渡航時に、妊婦をリクルートする予定のウランバートル市内の病院の院長と面会し、研究の協力は依頼済みである。また、モンゴル国助産師会の会長とは、2023年8月の渡航時と、2024年3月の渡航時に面会しており、調査へ協力してもらえるように依頼済みである。研究の対象となる助産師の調査への参加率を上げるための方法について、助産師会会長に相談しており、助産師会全体で調査へ協力してもらえることになっている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年5月頃にモンゴル国の研究倫理審査委員会で承認を得られた後、モンゴル国助産師会の会長に研究の概要などが記載された説明文書を送り、全国にいる助産師会の会員にメール等で送付してもらい、対象者のリクルートを開始する予定である。Web質問票によるデータ収集は、2か月程度で終了する予定である。その後、データの分析、論文執筆を行い、2024年度中に国際誌に論文投稿できるように進めていく予定である。また、調査お結果は、個人が特定されないようにしたうえで、モンゴル国助産師会に報告し、今後の政策等に使用してもらう。 妊婦を対象にした調査は、2024年9月にモンゴル国に渡航する予定にしているため、その際にリクルートをお願いする調査員に対しトレーニングを行い、モンゴル国滞在中に調査を開始する予定である。リクルート期間は4か月程度を予定している。研究参加者の分娩時の記録は、診療録より取得する予定であり、2025年7月頃までには調査参加者全員が出産を終えるため、分娩時の情報を診療録より収集する予定である。その後、データ分析、論文執筆を行い、2025年度中に国際誌に論文投稿できるように進めていく予定である。
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