Project/Area Number |
23K16473
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
山田 志枝 宮城大学, 看護学群, 講師 (50568798)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 混合栄養 / 母親 / 支援ガイド |
Outline of Research at the Start |
わが国は少子高齢化や母親の就業率上昇などにより,簡単に母乳育児を継続できない育児環境となってきている。しかし,これまでの支援方法は母乳育児を促進しようとするものが多く,混合栄養で児を育てている母親に着目した先行研究は少ない状況がある。母親にとって「母乳育児ができたか」=「よい母親かどうか」という構図があることで,希望通りに母乳育児ができない悩みは深刻である。そこで本研究は,母親が自身の母乳育児に納得し自信を持って子育てに臨めるような支援を目指して,混合栄養で児を育てる母親と支援者双方の立場からその現状と課題を明確にし,混合栄養で児を育てる母親に特化した支援ガイドを開発することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,混合栄養で児を育てる母親の母乳育児の課題を明らかにし,混合栄養で児を育てる母親に特化した支援モデルを作成することである。そこで本研究では、初めに混合栄養で児を育てた経験を持つ母親の体験を明らかにする母親へのインタビュー調査を行い,次に質問紙調査による,母親の混合栄養で児を育てる母親の実態調査を行う予定である。さらに混合栄養で児を育てる母親への支援の課題を明確にすることを目的に,助産師へのインタビュー調査を行い,これらの結果を基に混合栄養で児を育てる母親への支援ガイドを開発する予定としている。 本研究は,混合栄養で児を育てている母親に着目するだけでなく,支援者にも着目して課題を明確にする点が独創的な点であるが,混合栄養で児を育てる母親について,わが国でこれまでにどのような研究や議論がなされてきたのかを系統的に明らかにしたものは見当たらない現状があると考えられた。そこで令和5年度は,インタビュー調査の前に,わが国における混合栄養で児を育てる母親に関する過去の研究や議論を文献検討を通じて系統的に整理する作業に取り組んだ。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和5年度は,混合栄養で児を育てた経験を持つ母親の体験を明らかにするたことを目的としたインタビュー調査の前に,わが国における混合栄養で児を育てる母親に関する文献検討に取り組んだ。しかし,通常業務の急な変更等により研究代表者が本研究にエフォートを十分に割くことが難しくなり,作業が予定通りに進まなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は従来業務の調整を行いながら本研究遂行のためのエフォートを確保し,混合栄養で児を育てる母親についての文献検討を行い,わが国で行われてきた研究や議論を系統的に明らかにする予定である。また,その結果を踏まえて混合栄養で児を育てた経験を持つ母親の体験を明らかにすることを目的とした母親へのインタビュー調査を進める予定である。
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