Project/Area Number |
23K16579
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Yamagata Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
高畑 未樹 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (90965245)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | ADL / 呼吸困難感 |
Outline of Research at the Start |
日常生活活動(Activities of daily living; ADL)には上肢挙上動作や反復動作といった呼吸困難感を引き起こしやすい動作が多く含まれている.そこで,本研究の目的は,対象者に合わせたADL動作指導を可能にする,動作方法選択のための指標を作成することである.そのために,ADL中の主観的呼吸困難感と呼吸負荷に対して,動作姿勢や動作方法の違い,性別や筋量や筋力などの身体機能の違いが与える影響を客観的・主観的指標を用いて明らかにする.
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Outline of Annual Research Achievements |
呼吸困難感は呼吸器疾患をはじめとした多くの慢性疾患で生じる主観的症状であり、身体活動量やQuality of life (QOL)の低下をもたらす。日常生活活動(Activities of daily living; ADL)には上肢挙上動作や反復動作といった呼吸困難感を引き起こしやすい動作が多く含まれているため、 呼吸困難感を軽減させるADL動作指導が重要である。しかし、 ADLについて動作方法による呼吸困難感の違い,性別や身体機能の違いを客観的に示した指標はない。本研究の目的は、ADL中の主観的呼吸困難感と酸素摂取量や換気量などの客観的指標から、①姿勢や動作方法の違い、②性別や筋量・筋力などの身体機能の違いが与える影響を明らかにすることである。 これまでに健常若年者を対象として、ADL動作姿勢・動作方法の違いによる酸素摂取量や二酸化炭素排出量、呼吸数、心拍数等の呼吸循環指標の変化について測定・解析を行った。現在は健常若年者を対象とした研究について論文にまとめている段階であり、今後国際誌に投稿予定である。この研究では、動作姿勢と上肢挙上の有無の組み合わせにより、酸素摂取量は有意に異なることが明らかとなった。この結果から、動作指導では動作姿勢と上肢挙上角度の組み合わせに着目して環境設定を行うことで対象者に合わせた動作指導が可能となると考える。今後は高齢者等に対象を広げ、年齢や性別、身体機能と動作中の呼吸循環指標の変化の関係について明らかにして、対象者に合わせた動作方法の選択の指標を示したいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
健常若年者を対象とした測定は終了したが、高齢者・呼吸器疾患患者を対象とした測定がまだ行えていない。特に患者については、COVID-19感染対策のため研究協力者の募集が難しくなっている。高齢者については、地域で研究協力者を募集できる環境が整ったため令和6年度より測定を行う。
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Strategy for Future Research Activity |
R6年度は研究計画の最終年度となる。これまでに測定・解析を行った健常若年者のデータをまとめ、できるだけ早く国際誌へ投稿し論文受理を目指したい。また、地域在住高齢者を対象とした測定も進めてデータの解析を行い、国際誌への投稿を行いたいと考えている。
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