Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)は、感覚神経の損傷によって発現し、生活の質を著しく低下させ日常生活に支障をきたす。近年「さする」様な機械刺激(メカニカルストレス)の付与により感覚神経を修復することが示唆された。申請者は、これまでに皮膚に対するメカニカルストレスの付与が感覚神経の修復に寄与することを解明した。本申請研究では、メカニカルストレスの付与による感覚神経の修復メカニズムをプロキネチシンとの関連から解明していく。この申請研究によってメカニカルストレスによるCIPNの新しいリハビリテーションの開発に結びつくことが期待される。