Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
仮眠は疲労回復やパフォーマンス向上に有効なコンディショニング手段であり、多くのアスリートが取り入れている。一方で、仮眠の時間、頻度、時間帯によっては逆効果になることも示唆されており、最適な仮眠戦略の検討が求められる。これまでの研究では、アスリートのリアルな仮眠の実態を客観的指標により評価し、夜間睡眠や日中の眠気、睡眠障害との関係を検討することが十分にできていなかった。そこで本研究では、アスリートの中でも特に睡眠衛生に課題があるとされる学生アスリートを対象に、3軸加速度計を用いて学生アスリートの日常的な仮眠の量的・質的評価を行うとともに、これらと夜間睡眠、日中の眠気、睡眠障害との関係を検討する。