Project/Area Number |
23K17124
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 80020:Tourism studies-related
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
石川 ルジラット 青山学院大学, 総合文化政策学部, 助教 (50877024)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 訪日観光誘致 / 創作文化 / インフルエンサー / タイ王国 / 虚構な物語 / 訪日観光客誘致 |
Outline of Research at the Start |
本研究は①ドキュメント分析、②現地調査③インタビュー④バーチャルエスノグラフィーを採用し、以下のような方法によって実証的に行う。 【1】関連する先行研究の整理 【2】国内観光地の現地調査。特にインフルエンサーによってタイ人の間で人気を博した場所を対象に、持続性を明らかにする≪国内調査≫北海道/京都/大阪/福岡/東京/沖縄【3】バーチャルエスノグラフィーでタイ人インフルエンサーの行動や投稿したコンテンツなどを分析、投稿した内容を分類する【4】インフルエンサー/観光地関係者/タイ人訪日旅行希望者・旅行者のインタビュー【5】持続可能な訪日観光誘致の創作文化モデルを提言し、学会で報告。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究目的:今年度は初年度のため、先行研究の整理、データ集中、ケーススタディを選択するための事前準備が主な研究目的になる。 2023年度は次のような研究成果があった。 ①先行研究の整理:観光学に関する先行研究の整理やメディア論と関連付けるための基礎知識の整理をし、国際学会の発表につなげた ②大阪でのフィールドワーク:観光地ではなく、タイ人インフルエンサー・インフルエンサー希望者とインタビューすることができた。また、講義を行い、質疑応答をする際のタイ人インフルエンサー希望者の疑問・期待・コンテンツ作成に関する意見交換を実施した。これらの知見で、これから観光客勧誘モデルにつながると考える ③タイでのフィールドワーク):タイのラーメン屋を調査。日本のラーメン屋(一蘭)のような仕組みをまねて、日本のものだと誤解されるほど一致していた。日本の一蘭はタイのインフルエンサーにより「試験ラーメン」と名付けられ、勝手に物語を作った経緯があった。このような「虚構な物語作成」は、本研究の大事な研究の柱になるため、これまでの経緯と現在のことを整理し、インターネットの情報や店舗の内装、および、客の感想・コメントを調査。 ④国際学会の発表:①で整理した先行研究に基づき、③の現象に照らし合わせて、 タイで開催された8th Biennial International Conference of the Japanese Studies Association of Southeast Asia (JSA-ASEAN 2023):The 50th Anniversary of Japan-ASEAN Relations: Flourishing Friendshipの国際学会にて、発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
体調不良のため、当初計画していた国内(東京都以外)における観光地フィールドワークは実施できなかった。そのため、コロナ禍後の時期であり、日本国内で一番変化が見られたはずであったのにも関わらず、地方での観光地フィールドワークができなかった。国際学会での発表やフィールドワークはできたものの、一番大事な時期で地方フィールドワークはできなかったため、個人的な評価は「遅れている」と評価する。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は健康の回復が見込まれてるため、まず、夏休み期間中に、地方観光地のインフルエンサーを訪ね、フィールドワークを実施。計画している北海道の秩父別町へ訪ねる予定である。そこには、タイ人観光客を勧誘する狙いで、タイ人の女性一人をタイから雇い、短期間でタイ国内で人気のインフルエンサーとなった。秩父別は日本人にとって知名度は高くないが、彼女のSNS活動により、現在はタイ人にとって日本観光先の一つの候補になった。このフィールドワークの結果をケーススタディとして、学会・または投稿論文をする予定。
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